蘭奢待の香りは****だった 正倉院 THE SHOW
上野の森美術館で嗅いだその香りは****そのものだった。
(嗅覚には個人差があります)
平日が空いているだろうと、上野の森美術館にやってきた。
電車で行けば上野駅からすぐ。
クルマで行こうと想いしらべる。
美術館に駐車場はないが、隣接する住所に上野パーキングセンターがあったので、カーナビにその住所を打ち込んで出発。
カーナビ画面には無数の(×)印
警視庁の表示には「要人来日のため規制中」とある
わざわざ、トランプ大統領が来ている日にしたのは失敗だったかと想ったが、首都高に上がらず下道を行く限り特に渋滞なく上野に着いた。
駐車場を出ると、人の流れに沿って左へ歩く。
帰りに気付くのだが、ここを右に曲がればすぐ上野の森美術館だった。
ずいぶん遠回りした・・と言っても5分ほどで入口に到着。
■上野の森美術館
・運営:公益財団法人日本美術協会
・常設展示は行っていない
・現代美術展、公募展、企画展を開催
・住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園 1-2
・最寄駅:JR「上野」 公園口より徒歩3分
「蘭奢待香りカードは品切れ中 再入荷は11月1日予定」と貼り紙が出ている。
そうか、これが人気グッズなのだな。
空也上人が上野(国立博物館)に来た時の空也上人フィギュアみたいに。
そうと知っていれば、11月1日以降に来たのだろうが、その頃には終わりがけ。混雑に遭いそう。
■蘭奢待(らんじゃたい)フレグランスカード
・東京会場限定グッズ
・880円
・10月中旬に品切れ
蘭奢待(RANJATAI)の香りを閉じ込めたカード
参考までに帰宅後、メルカリを覗くとどの出品も8,000円を超えていた。
美術館アプリで当日券を買っておけば、入場券売り場の列に並ばずに済むが、それも5分程度のこと。
それよりも入場券(紙)が欲しかった。
券売所で「ホンモノの展示ではありませんが、よろしいですか」と念を押される。
「レプリカを見せられた」とクレームを付けた客がいたのかも知れない。
そういう人は奈良に行かないと・・
■正倉院 THE SHOW
上野の森美術館
9月20日 (土) ~ 11月9日 (日)
開館時間:10:00-17:00
*会期中無休
最新のデジタル制御による映像・音楽・照明と、宮内庁正倉院事務所が研究・製作を進めてきた「再現模造」の数々を展示。
入口をはいるとすぐ「音声ガイド」のQRコードがあり、音声ガイダンスをスマホで聴くことができる。
「イヤホンがなくても、小さい音で聴いてもよいですよ」
イヤホンを持ってきていないからそこは素通りしようとしたら、親切な学芸員さんが教えてくれた。
僕は展示には興味がなく、お目当ては蘭奢待の香り体験コーナー。
*化学的に調合された“香りのレプリカ”
複数の体験ポット(どれも同じ香り)があり、フタをとっては香を聞く
→お香用語
はじめは「シナモンの香りだな」と想った
しばらく間を置いてもう1度「いや、甘いだけじゃない、つーんと来るような苦い匂い」
ただ、そういう抽象的な文言では無く、どこかで嗅いだ覚えがある
3回めで想い出した
「八つ橋だ」
ニッキとシナモン、甘くスパイシーな香り
ということは"八つ橋みたいな香りのお香があればイメージに近い。
「ニッキ」や「シナモン」をキーワードに探せば、蘭奢待のような香りが手に入るかも知れない。
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