2022年9月 4日 (日)

元春HPが30周年を迎える

2022年9月23日で、元春HPが30周年を迎える。

母体が置いてあるmixiのCUG*は、とうに閑古鳥が鳴いているし、昔の仲間たちとの音信も途絶えがちだ。
それでも、30周年という節目には、昔の仲間で集まって、旧交を温めようと話していた。

Crosed User Group
閉じられたユーザー・グループ。つまり非公開


■元春HPとは?
元春HPはロックスター佐野元春のファン・コミュニティ。
1992年、NIFTY-ServeのFROCKで活動していた「店長」が、数名のメンバーと立ちあげたホームパーティ(HP)

ホームパーティは、ケンタッキーとピザを買って来て集まる会ではなく、パソコン通信上の会議室。

ニフティサーブ会員は月額2,000円を追加で支払うと、自分が主宰する会議室(=ホームパーティ)を持つことができた。

ニフティには公的な会議室である「フォーラム」があったが、その設立はニフティの審査を受けなければ作ることができない。
一方、ホームパーティは私信扱い(メールと同じ扱い)で、誰でも(審査を受けずに)開設することができた。

ホームパーティは、1997年11月にサービス終了。ユーザーはパティオ(月額500円)に移行。そのパティオも2005年5月末日でサービスが終了した。

元春HPはその機会に、当時流行の兆しがあったmixiに乗り換えて、現在に至る。
ただ、ご存じのとおり、mixiは過疎化しており、元春HPは開店休業状態となっている。


■Moto's Web Serverの設立
1995年3月13日、元春HP有志の提案が元となり、佐野元春公式サイト「Moto's Web Server」が立ち上がった。
元春HPを語る時、このトピックスが最も、その意義を象徴している。

その6日後に、初めての大規模なanniversary「2.5周年記念オフ」を東京で開催
当時「オフ会」という言葉はなく、offline meeting は「オフ」と呼ばれていた。

その後「オフ会」という言葉が出て来た時は、オフに会を付けてどうする!それじゃ「オフ会会」じゃないかと嘆いたものだが、不幸にもそのまま定着してしまった。


■記念オフ
1997年を境に、ネット民の主戦場がパソコン通信からインターネットに軸足を移すと同時に、パソコン通信上の「元春HP」上での活動が萎んでいく。

それでも、節目の「記念オフ」には、多くのメンバーが再会し、旧交を温めた。

1997年 5周年記念オフ 原宿「ルイード」
2002年 10周年記念オフ 御徒町のライブハウス
2013年 20周年記念オフ 御徒町のライブハウス


■30周年
2022年は元春HP開設から30周年の日。
元々、開店休業状態であるうえ、昨今、僕らを閉じ込めている諸事情も加わり、今のところ記念オフは予定されていない。

だが、元春と共に年を重ねてきた僕らが、元気な顔を合わせられる機会は、それほど多くはないかも知れない(書いていて、少しどんより)

些細なことでもいい。直接会えなくてもいい。
元春と共に、時代を駆け抜けてきた僕らが、まだ共に生きている足跡を、何らかのカタチで残せたらいいと想う。
(と、ポジティブに締める)

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2022年8月22日 (月)

まさかの新作カセット!カマサミ・コングのDJで聴く1980年~90年代のJ-POP

2022年4月「Google先生」に薦められたニュースにその告知はあった。

FM STATION 8090 ~CITYPOP & J-POP~ by Kamasami Kong
カマサミ・コングのDJで1980年~90年代のJ-POPを流すオムニバス企画
2022年5月23日 情報公開 予約開始


「1980年~90年代のJ-POP」というだけならば「スルー」だが、スルーできない2つの理由があった。

1.CDと音楽カセットで発売
音楽の新商品で音楽カセットが併売されるのは、とても珍しい。
1995年頃にはカセットでの販売はなくなっている。
2000年にLOVE PSYCHEDELICOがデビュー曲をカセットで限定販売するといった例外はあったが、
少なくとも2020年にラジカセ生活を再開してからは初めてのことだ。

2.カマサミ・コングのDJ
僕はカマサミ・コングを知っている。でもよく知らない。何処の国の人なのかも。
彼を知ったのは1980年代の愛聴盤「SUMMER TIME ROMANCE〜FROM KIKI」
(1984年5月21日発売)

「OFF SHORE」や「SUMMER EMOTION」といった角松敏生のサマーセレクトを「I’m Kamasami Kong」と名乗るDJがつないでいく1枚。
(コンピレーション・アルバムと呼ばれている)

夏になると、どうしても聴きたくなり、近年、CDを手に入れた。
ラジカセ生活に戻ってからは、ヤフオクで音楽カセットも手に入れた。
滅多に出物がなく、買えたのはスリープボックスが欠品しているものだった。


カセットの新作、カマサミ・コングのDJ

そして、鈴木英人のジャケットとくれば、ここはお付き合いしなければならないと想うが、まだカートには入れない。

曲目を吟味しながら「この曲いいな」と指を折っていた時、ある曲を見つけて僕は決意した。

■収録曲
A面
1, BLUE LAGOON | 高中正義
2, 君は1000% | 1986 OMEGA TRIBE
3, 悲しみのJODY | Beverly
4, ふたりの夏物語 NEVER | 杉山清貴&オメガトライブ
5, 悲しみがとまらない | 杏里
6, 元気を出して | May J.
7, う、ふ、ふ、ふ | コトリンゴ
8, MONKEY MAGIC | MONKEY MAJIK
9, 思い出のビーチクラブ | 稲垣潤一

B面
10,DOWN TOWN | EPO
11,東京は夜の七時 | ピチカート・ファイヴ
12,MOON CHILD | ICE
13,been so long | m-flo
14,Dancin' With Your Lies | SING LIKE TALKING
15,Coffee Scotch Mermaid | m.c.A・T
16,恋とマシンガン | チャラン・ポ・ランタン
17,恋の嵐 | THREE1989
18,真夜中のドア~Stay With Me~ | 市川藍

EPOの「DOWN TOWN」が入っている!
社会人になって間もない頃、自分のお金で手に入れたビデオデッキで予約録画していた週末のお楽しみ「おれたちひょうきん族」のエンディングソングだ。
この曲こそが、僕のなかの80年代。


■品種
CD+カセット+メガジャケ+アクリルコースター 10,500円
カセット+メガジャケ 3,520円 ←これを購入
カセット 3,520円
CD+メガジャケ 3,990円
CD 2,990円


2022年7月19日(発売日前日)納品
鈴木英人のラベルはサイコーなのだが、背見出しが地味だ。棚に置いた時に主張がない。
このテイストは、当時「週刊FM」の中とじ付録だったカセットラベルを意識しているのかも知れない。
"未開封新品"なので、当然ながら音は安定しており、悪くない。
どのような音源からこのテープが録音されたのかはわからないが、まっさらな音が鳴る。
それは、コレクションしている音楽カセットの何処か懐かしい音とは違っている。


音楽カセットコレクターの道に入って初めての「新作カセット」
このコレクターのいいところは、新作が出ないことだった。
自分の中に眠っている「昔、これ聴いていたな」を集め終えれば区切りが付く。
それ以上にお金がかからない。

ところが、まさかの「新作カセット」を手にしてしまった。
どうか、アーティストの皆さんには、新作をCDとカセットで発売するといったことは、止めてもらいたい。僕以外は買いませんよ^^)



憧れのスタジオ1990でラジカセ+音楽カセット生活を手に入れた

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2022年1月28日 (金)

思わず「ジャケ借り」した「A LONG VACATION」

スタジオ1980を購入して再開したラジカセ生活。
手に入れた音楽カセットは60本に達している。
その43本めに手に入れたのが、1981年発売、日本の夏を代表する名盤「A LONG VACATION」

1981年は「貸しレコード元年」レコードを買う10分の1程度のお金で、気軽に音楽を聴けるようになった最初の年。
レンタル店に並んだ永井博(1947年徳島県生まれ)が手がけたジャケットを見て「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ借り」した。
この見事なアートワークは、当時を生きた人々にとって青春の記念碑と言える。

 

当時の大瀧詠一作品は販売不振が続いており、大瀧はこれが売れなかったら引退と覚悟を決めていた。


■大瀧詠一の略歴

1948年7月28日
岩手県生まれ

1969年
「ヴァレンタイン・ブルー」結成

1970年
「ヴァレンタイン・ブルー」を「はっぴいえんど」に改名
はっぴいえんどメンバー:細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂

1974年
Niagaraレーベル設立

1976年
「NIAGARA TRIANGLE Vol.1」発表
メンバー:大滝詠一、山下達郎、伊藤銀次

1981年3月21日
「A LONG VACATION」発表

1982年3月21日
「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」発表
メンバー:大滝詠一、佐野元春、杉真理

2013年12月30日
逝去 大動脈解離 享年65歳


「A LONG VACATION」「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」共に10年期のアニバーサリーエディションが発売されている


■A LONG VACATIONの記録

1981年3月21日
LPレコード発売

1982年10月
邦楽で最初にCD化された12タイトルの1つとしてCD発売

1991年
CD選書「A LONG VACATION」発売 1,500円

2001年3月22日
「A LONG VACATION 20th Anniversary Edition」発売

2011年3月21日
「A LONG VACATION 30th Anniversary Edition」発売

2020年までに累計200万枚以上を販売

2021年3月21日
「A LONG VACATION 40th Anniversary Edition」発売
「A LONG VACATION VOX」発売


オリジナル版の音楽カセット(27FH 959)はホルダー一体型のケースが珍しい。これは当時、CBS/SONY製品の音楽カセットで採用されており、レベッカ、爆風スランプ、聖飢魔IIのカセットも同様だった。

2021年の「A LONG VACATION VOX」には同音源のカセットテープが含まれており、単品でヤフオクに多数出品されていた。ケースはオリジナルとは異なり、通常の透明プラケース入りだった。


「A LONG VACATION」をスタジオ1990に投入する。
調律のピアノが鳴る

目盛り2なのに音がでかい
おとなりさんが出かけている時、大音量で聴いてみたい

憧れのスタジオ1990でラジカセ+音楽カセット生活を手に入れた

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2022年1月25日 (火)

QUEEN We will rock you どんどんちゃっあ~ が心に響くスタジオ1990

スタジオ1990を手に入れた日から、これまでに買い集めた音楽カセットを1つずつ聴き直している。

音楽のハード環境が変わった時、手持ちのライブラリーを全部、聴き直したいと想ったことは過去にも1度あった。

PCモニター「BOSE M2」を手に入れた時だ。
パソコンに接続するだけで、手軽に鳴らせるBOSE。
秋葉原の店頭で見つけて衝動買いしたこのスピーカーは「PC音楽」にあまり多くを求めていなかった僕を興奮させた。

パソコンに入っている 4,000曲で新たな体験を4,000回できる。
ソフトは買い換えず、音の鳴る機器を変えるだけ。
それでワクワクが手に入るところが、オーディオ趣味の醍醐味の1つだ。


期せずして今回、BOSE M2に次いで2度めの経験をすることになった。
そもそも、スタジオ1980に加えて1990を買い足す際「これで、音がよくなる」と想ったわけではない。
子どもの頃憧れのマシンを、さらに手にしたいという「限りない欲望」の成せる業だ。


BOSE M2を衝動買いしたのは、店頭で手持ちのウォークマンをつなぎ、慣れ親しんだ曲で試聴したからだった。
「We will rock you」「Don't look back」「約束の橋」
生涯で千回以上は聴いているこれらの曲が、音を聞き分ける基準になる。


書棚から「世界に捧ぐ」のカセットを取り出して1990にセット
プレイボタンオン

どん
どん
ちゃっ
あ~


レコードやテープがすり減るくらいこの曲を聴いたご同輩ならば、ブライアン・メイの声と想える「あ~」に反応してくれると想う

1990の20cmウーファー・スピーカーの「どんどん」は、1980のそれとは異次元の力強さだ
最大出力3Wの1980に対して、1990は5.5W

そこに「あ~」だ
この曲の無骨さを象徴する、この「あ~」はLPレコードとカセットテープ、CD、PCMレコーダー、PCとハード環境のデジタル化が進むに連れて、あまり心に響かなくなっていた。


欲望に任せて手を出した2つめのラジカセ「スタジオ1990」

これは、買って良かった
それは、スタジオ1980とは全く別モノだった

憧れのスタジオ1990でラジカセ+音楽カセット生活を手に入れた

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2021年11月19日 (金)

戦慄の王女 QUEENⅡ オペラ座の夜 世界に捧ぐ カセットをセットで

「クイーンのすべて」を手に入れた時点でも、まだ「クイーンカセットをコンプリしようという気持ちは無かった。

「華麗なるレース」からリアルタイムで聴き始めた僕にとってのクイーンは「ザ・ワークス」で終わっていた。アルバイト代を貯めて買ったLPレコード「ザ・ワークス」は、当時の僕にとって大きく期待外れだったからだ。
クイーンはこれで終わったなと想った。実際には、そのアルバムに収録されている「ラジオ・ガ・ガ」から後、大きく興行的に成功していくのだったが。

ザ・ワークス以前のところまでは、できればコンプリしたい。だがそれには、まだ肝心のタイトルが見えてこなかった。それが次に挙げる3タイトル

戦慄の王女
QUEENⅡ
世界に捧ぐ

QUEENの6作め「世界に捧ぐ」は外国版カセットはちらほらみかけるが、日本版は1度きり。その時は入札したものの、1万円を超えたところで断念した。
さすがに、音楽カセット1本に1万も払うと、自己嫌悪に陥る。僕はアラブの石油王じゃないんだから。

デビュー作「戦慄の王女」については、外国版を1度みたことがあったが、日本語版については出会えていない。恐らく、まだ日本で人気が出ていない頃で、国内版カセットは発売されなかったのではないか?井上陽水の「断絶」だけが、単独タイトルで発売されていないように・・そう考えていた。

「QUEENⅡ」は、ロックならばブリティッシュ・コンセプト・アルバムを至上と目する僕にとって、どうしてもコレクションに欲しいタイトル。
「陽水Ⅱセンチメンタル」「運命の翼(ジューダスプリースト)」「Heartbeat(佐野元春)」「回帰線(尾崎豊)」そしてこの作品の出来をもって、僕は「二枚目最強論」を唱えている。
こちらは過去に数回、日本版が出ていたが、それを見つけたのはずいぶん後になってからのことだった。

この3タイトルが手に入ることを夢見て、日々キーワード「QUEEN カセット」で探していた時、びっくり仰天の出品があった。

戦慄の王女
QUEENⅡ
SHEER HEART ATTACK
オペラ座の夜
世界に捧ぐ

なんと5点セットである。
SHEER HEART ATTACKが手持ちとダブるだけで、あとは探していたものばかり。
※「オペラ座の夜」については後述

永年、コレクターをやっていると、時々こういうことが起こる。
全6点セットのモノを2つ持っていて「あと4つはバラで揃えるしかないな」と想っている時に、その4点がセットで売りに出されるといった具合に。

価格は決して安くなかったものの、1本あたりに換算すればそこそこ。
「世界に捧ぐ」の1万円超えのような目が飛び出るほどの値付けではない。なにより、欲しかったレアモノが1度に手に入るという千載一遇の機会だ。

このセットを手に入れた時、僕は正真正銘の「音楽カセットコレクター」を自認した。
しばらく、買ってみようではなく、これからも買っていこうである。

ただ、モノ集めにはまったのではなかった。
機を同じくして、そう想うに至る理由があったのだ。



46年の時を超えて、憧れのスタジオ1980を手に入れた

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2021年7月21日 (水)

LOVE PSYCHEDELICO ここに来られなかったみんなのために唄います

今日はめいっぱい跳んでいる彼女たち
全力で自由を謳歌している
もしかすると、日頃はもうちょっと控えめに跳ぶのかも知れない。
ただ、今は左右にスペースがあり、少々からだがぶれても隣人にぶつかることがない
彼女の隣人である男性は、少し控えめに跳んでいる。

若い人の誰もが跳ぶわけではない
歳をとっても跳ぶ人はいる
僕はまだ、跳んだことがない


「Everybody needs somebody」
two of us では演目に入らず、唯一の心残りだったこの曲を今日は聴くことができた。
シンコペーションと歌詞が複雑なこの曲をマスターするのには、随分、時間を要したことを覚えている。今は唄うことはできない。でも、唄わないでいることにもう慣れている。
去年からJリーグではチャントがちゃんと歌えなくなったからだ。

きょう楽しみにしてきたのが「これをフルスペックで鳴らせるパワーアンプがない」とNAOKIが語っていたスピーカーの音
そして、それは序盤から僕の魂を揺さぶってきた
LOVE PSYCHEDELICO Premium Acoustic Live“TWO OF US"の時は開演前、BGMの時点で違和感を感じた)

いつものライブならば、せいぜい手拍子をとるまでだが、体を揺らして首を振って、わがままになることができた(孤独のグルメか)
もちろん、市松模様の間隔の恩恵が大きい
時折、足下を振り返り、自分が左右に移動していないかを確認する


「freedom」
恐らくこの曲が、デリコライブ本編ラストの定番となっているのだろう。
「Everybody needs somebody」のかっこよさが耳に残っているせいか、僕にはこの曲が間延びしたように感じられた
元春ライブでいえば、終盤に客電をつけて「約束の橋」を演るときのような感じ
皆が笑顔になり、ひとつの幸せを共有する場面だ


アンコール
「A day for you」

ここに集まってくれたみんな
ここに来られなかったみんな
のために唄います
KUMI

ここに来られなかったみんな
という視点が勉強になった
希望を果たせた人は、一方で果たせなかった人を思う。
それがマウントや偽善になってはいけないが、心に留めていきたい

KUMIが歌い終えた

時計は既に開演から2時間を回っている。コロナ禍の状況では、これ以上引っ張れないことは多くの聴衆が理解している。

すてきな夜をありがとう
また会おうね
すてきな毎日を過ごしてね
KUMI

サポートメンバーが先に引けて、KUMIとNAOKIがハイタッチ
KUMIがダッシュで、その後をNAOKIがゆっくりと左袖に消えた時、時計は21:07をさしていた。

規制退場により、密集することなく会場を出る。
セットリストの掲示はない。
さっきまで渋谷を濡らしていた雨は、もう上がっていて、僕らはいつもより閑散とした渋谷駅前交差点へと坂を下りていった

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2021年7月20日 (火)

LOVE PSYCHEDELICO 全力で跳ぶ女の子になりたかった

LINE CUBE SHIBUYAの入口に、ライブ看板は出ていないため、今回は撮るべきものがない。

「予習」で楽しみ
「本番」を楽しみ
「書いて」楽しむ
いつもならば、ライブは一粒で三度美味しく楽しむのだが、今回は予習の時間が取れなかった。
(BS日テレで録画しておいた立川のライブ映像はライブ翌日に見た)

それに、東京は四度めの緊急事態宣言入りを控えており、東京五輪2020は無観客が決まったばかり。
公演は行われるのだろうか?
ローチケや主催者のサイトを巡回して、開催情報をチェックしていた。

前日には、ローチケから「問診票」を事前提出するようメールが届く。
後日、感染者が出た場合に、座席番号、氏名を特定するための措置だ。
受付でリターンメールを見せればOK。事前回答していない人は、その場で紙に書いていた。


座席は市松模様に間隔を空けるコロナスタイル。
僕にとっては、佐野元春40周年ライブに次いで二度め。
皆さんが「投げ釣りポーズ」をする時、左利きの僕は手がぶつかって上げられないので、左隣が空いていると助かる。


19:05
暗がりの中、サポートメンバー、NAOKI、KUMIの順で現れて開演
スタートは「Lady Madonna」

この日は「15,000歩」を歩いてきた帰り。体力はマイナス50ポイントあたりを指している。
前方の人が立ってもKUMIとNAOKIの姿が見えれば、座っていようと思っていたのだが、前の人が立った瞬間「これではいけない」と駆り立てるものがあった。

結局、2時間、立ちっぱなしだった。


KUMIは「三人分の声帯」をもって生まれてきたのではないか?
声が太い!太すぎる!
ただ、今日はそれに負けないくらいサウンドも厚い

アコースティックライブでは「地球の裏側、リオまで届くんじゃないか」と思えたKUMIの声、今日は音の中に隠れている。
今思っても、あのライブ「TWO OF US」は貴重だった。

■サポートメンバー
深沼元昭(Gu)
高桑圭(Ba)
富田政彦(Dr)
松本圭司(Key)

何処かで見たことがある顔だと思ったら(佐野元春のバンド)THE COYOTE BANDの深沼と高桑だ。
デリコは2020年2月8日にLINE CUBE SHIBUYAで開かれたライブ~新日本製薬 presents SONGS&FRIENDS 佐野元春「Café Bohemia」にゲスト出演している。


前方に陣取る女性たちが、懸命に飛び跳ねている
「私たち、今日は喜びを全身で表現するの」と言わんばかりに
その仕草がとても可愛らしい
僕も、全力で跳ぶ女の子になりたかった

つづく

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2021年7月19日 (月)

LOVE PSYCHEDELICO 20th Anniversary Tour LINE CUBE SHIBUYA

あれはもう2年前のことなのか・・
コロナ禍以降、総じて時の流れが遅いと感じていたが、あのライブはつい昨日のことのようだ。

2019年9月24日(火)
EX THEATER ROPPONGI Premium Acoustic Live “TWO OF US"

2004年にLOVE PSYCHEDELICO(以下デリコ)のファンになってから15年。なかなかチケットが取れず、ようやく漕ぎ着けた1stライブだった。

話しを少し遡ると、デリコを聴くきっかけは2004年春、映画館で観た「ホテルビーナス」
ドラマの切り換えに挿入される、どえらいいかしたロックナンバー。
それがデリコの「Everybody needs somebody」だった。


TWO OF USのエンディングでは「2020年には20周年ライブツアーを予定している」とKUMIが告知。
アコースティックライブに度肝を抜かれた僕は、当然、次はロックライブのチケットをゲットしようと思ったのだが、抽選で外れてしまった。

そこにコロナ禍
ツアーは延期。振り替え公演は行われるが、一旦払戻のうえ定員は50%
その減数分を埋めるために設営された「新規公演」が当たるという僥倖を得て、ここにやって来た。
「ここに集まることができた」うちの1人だ。


2021年7月9日(金)
LOVE PSYCHEDELICO 20th Anniversary Tour
LINE CUBE SHIBUYA

渋谷公会堂がLINE CUBE SHIBUYAとなってから初めて訪れる。
エントランスの位置が変わっている。
中に入るとホール自体がまったく別モノだった。
てっきり、渋谷公会堂(しぶこう)の命名権売買だと思っていたのだ。

だが、思い出してみれば(しらべるに書いているのを読むと)それは「C.C Lemon ホール」のことだった。
サントリーの命名権契約は5年で切れて、再び渋谷公会堂の名前が復活したあと、老朽化により渋谷公会堂は2015年に閉館。現在のLINE CUBE SHIBUYAが2019年にオープンしている。
(座席数 1956)


今回獲得したシートは前方の右端
ステージが近いのはありがたいが、今回は音(NAOKIのスピーカー)が楽しみなので、音のバランスがよい中央がよかったな・・
と思っていたが、実際にはやはり(ステージが近い)前でよかった。


「今回のツアーに合わせてスピーカーを作ってもらった。恐らく現時点における世界最高のスペック。ただ、これを(フルスペックで)鳴らせるパワーアンプがない」
(2019年9月24日 TWO OF US にてNAOKI談)

間近にNAOKIスピーカー(R)が見えている。
下段に大口径のウーファー、上段には小口径のコーンが密集していて、たこの吸盤(sucker)を思わせる。
開演が近づくと、BGMがローリング・ストーンズに代わった。
自然と体がリズムに乗っていくのがわかる

ただ、まだこのライブにどう向き合うか、態度を決めかねている

つづく
LOVE PSYCHEDELICO Premium Acoustic Live“TWO OF US"

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2021年6月19日 (土)

1976年に発売されていたQUEEN初のベスト版

もう洋盤には手を出さないと決めた数日後、
「TheGAME」の日本版を手に入れた。

PKF-5100E
当時定価 2,500円
ワーナー・パイオニア
アポロンのクレジット版ではない

ギンギラギンに輝くジャケットは、30m先からみても「THE GAME」だとわかる(QUEENファンならば)

このアルバムは、前作のJAZZでとっちらかった感のあったQUEENが「売りに来た」アルバムと捉えている。
1978年発売当時「JAZZ」の満足度は高くなかった。
つづいて出たのは「ライブキラーズ」
2年ぶりの新作には、そろそろ、どかーんと来てほしいという期待があった。

その期待は裏切られなかった。
35分36秒という短めの収録時間のなかに「地獄へ道連れ」「愛という名の欲望」といったヒット曲が並ぶ。B面最後は「SAVE ME」が締める。
ただ「THE GAME」で得たのは最低限の「満足」
結局、最終作まで「QUEENⅡ」から「世界に捧ぐ」で得ていた陶酔感は味わえなかった。


つづいて手に入れたカセットは「クイーンのすべて」
この時点のしらべでは「戦慄の王女」「QUEENⅡ」の日本版発売が確認できていなかった。
そこで購入に踏み切ったのが、このカセット。


クイーンのすべて QUEEN BEST 16
ワーナーパイオニア版(PKG-3001)アポロン版(YLA1016E)の2種類がある
当時定価:2,800円
発売:1976年
歌詞カード付き

ワーナー版のラベルには「テープだけの編集企画。クイーンの全てがここにある。」とクレジットされている
ワーナー版は黒地、アポロン版は白地のラベル

曲目
これはクイーンにとって初めてのベスト版で「戦慄の王女」~「オペラ座の夜」までの4枚から16曲を収録している。

■SIDE ONE
KEEP YOURSELF ALIVE
MY FAIRY KING
LIAR
MODERN TIMES ROCK'N ROLL
SON AND DAUGHTER
SEVEN SEAS OF RHYE
FATHER TO SON
WHITE QUEEN

■SIDE TWO
SOME DAY ONE DAY
OGRE BATTLE
KILLER QUEEN
NOW I'M HERE
FLICK OF THE WRIST
LILY OF THE VALLEY
LOVE OF MY LIFE
BOHEMIAN RHAPSODY

これを買っておけば「戦慄の王女」「QUEENⅡ」が手に入らなくても納得しようと、この時は考えていた。

LPレコード初のベスト盤
「GREATEST HITS」が1980年に発売される4年前、カセットでベスト版が出ていたことを「三度の飯よりQUEENが好き」と豪語していた僕は知らなかった。


46年の時を超えて、憧れのスタジオ1980を手に入れた

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2021年6月13日 (日)

アポロン版とワーナーパイオニア版がある、QUEENの音楽カセットテープ

QUEEN のSHEER HEART ATTACKをまた手に入れた。
今回は日本版。音楽カセットの道に入ってすぐ、メルカリで見つけたのは米国版だったが、その後、コレクションは「極力、日本版」という軸を決めたため、買い直した。
米国版の3倍ほどの値段だったが、それでも発売当時の元値とさほど変わらない。
外国版には米国、UK、香港などさまざまな国のものがあるが、カセット規格はひとつ。どこの国の製品でも、僕のラジカセでは同じ音が鳴る。
それでも、日本版のほうが高値で取引されているということは、僕のように、飾った時に背表紙に日本語が並ぶと、温かみを感じる人が多いのだろう。

日本版 SHEER HEART ATTACK
YSA-1033E
当時定価 2300円

発売はワーナーパイオニアだが、販売はアポロンとある。この名前は昔からよく見かけるが、なんだかまがい物のような印象を持っていた(失礼)
その誤解を解くために、しっかりと事実関係をしらべる。


アポロン音楽工業株式会社
1971年
設立
1996年
「バンダイ・ミュージックエンタテインメント」に社名変更

ワーナーパイオニアが発売するレコードの音楽カセットを販売していたようで、手元にある「華麗なるレース」もアポロンだった。

■アポロンのカセット例
QUEEN LED ZEPPELIN DEEP PURPLE
アンルイス 太田裕美 沢田研二 森進一 山下久美子


ここで、QUEEN 日本版を重点的に買っていく。
ライブ・キラーズ
PKI-3004
当時定価 3800円
同じQUEENでもこちらはワーナーパイオニア版
作品が出た時期により、どの会社で売るかという棲み分け方が違ったのだろうか。
「ラジカセ生活」「音楽カセット集め」自体が、少数派の趣味であるためか、そのあたりの事情が書かれた資料は、なかなか出てこない。


LPレコードは2枚組で、鮮やかな緑とオレンジのカラーレコードだった。当時、QUEENステージの照明はこの2色を中心に構成されていて、この取り合わせがもっとも映えるのだという解説を読んだ記憶がある。それが、ライナーノートだったか、専門誌だったかは覚えていない。
「death on two legs」のMCでフレディ・マーキュリーが放送禁止用語を言っていて、レコードにはなかった「ピーピーピー」という目隠し音で消している。

1本のカセット表裏で89分47秒を収録しているので、1度かけると長い時間聴くことができる。
そして、収納場所をとらないのが嬉しい。



46年の時を超えて、憧れのスタジオ1980を手に入れた

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