2025年11月21日 (金)

10年間、お気に入りの写真が使えるマイナンバーカード

○保有形態変更手続き(つづき)

試験場で手続きする際「マイナ免許証としての新たなパスワード」を決める。
このパスワードは従前の「マイナンバーカードのパスワード」とは独立した別もの。
それと同じでもよいし、変えてもよい。


■マイナ免許証の特徴
「二枚持ち」と保有形態変更による「一枚持ち」の違い

・免許証記載の条件は見えなくなる
 免許証では普通車、自動二輪などに1が立っているのが、マイナンバーカードはチップの中に入るので見えない

・免許証記載の条件等はマイナンバーカード券面には記載されない
 眼鏡等といった条件はチップの中に入るので見えない


■マイナ免許証のメリット

1,期せずして使える
保険証とも一体化している場合、旅行や里帰りの際「一枚持ち」で済む。
先日の里帰り旅では「運転するかも」と想いマイナンバーカードを携行した。
病院に行くつもりはなかったが、不測の事態が起きた時、健康保険証があって助かった。

2.顔写真がじっくり決められる
保有形態変更手続きでは写真の撮り直しはない。
顔写真は(当然だが)元々マイナンバーカードに使っていたもの。
「運転免許証の写真が今イチ」と想っていたので、その写真とおさらばできてよかった。

一方、マイナンバーカードを申請した時に提出したお気に入りの写真は、もう6年前のもの。
僕は永遠にこの写真でいいのだが、そうもいかない。
この写真を次に変えるのは"マイナンバーカード"更新時。


更新には「電子証明書」データの更新と、物理的な「マイナンバーカード」の2つがある。

■電子証明書更新手続き
・電子証明書の期限:5年
 更新期限の3ヶ月前に「電子証明書の有効期限通知書」が届く
・更新手続きはオンラインではできない
・居住の市区町村窓口で(原則として)本人が手続き
 特別出張所でもできる
・更新手続きは無料

○更新手続き事前準備
・「4桁」「6桁」パスワードの確認
 手続きの際に必要

○役所に持参するもの
・マイナンバーカード
・有効期限通知書
*通知書に同封されたパンフレットの「持ち物」欄に記載があったが、実際には提示を求められなかった


■マイナンバーカード更新手続き
・マイナンバーカードの期限:10年(交付時18歳以上)

更新手続きの際、提出する顔写真は「最近6ヶ月以内に撮影したもの」
その写真は自分で撮った中からお気に入りの1枚が使える。
もう警察署の写真機で一発勝負しなくて済む。
おばQのような寝癖も着なくなった古い服も見なくて済む。


マイナンバーカードは行政を簡素化して支出を減らし、サービスは向上するという一石二鳥の取組。
これから多方面に活用できるよう、役割を広げてほしい。

| |

2025年11月 3日 (月)

マイナンバーの歴史(つづき)

■マイナンバーの歴史(つづき)

2021年
マイナ保険証運用開始

2024年12月
健康保険証(カード)が廃止されて、その機能がマイナンバーカードに統合される
*2024年12月2日から健康保険証(カード)は新規発行されなくなる

○マイナ保険証
・手続きは役所に出向かずにできる
 医療機関で登録
 スマホで登録
・従来保険証との二枚持ちはできない


2024年10月29日
マイナ免許証の運用を閣議決定

2025年1月24日
三井のカーシェアーズ(旧カレコ)はマイナ免許証での受付は行わないと発表
タイムズカーなどカーシェアリング各社もマイナ免許証での新規受付は当面行わないと告知した

2025年3月14日
河野太郎デジタル大臣がX投稿で注意喚起 「(マイナ免許証化したあと)2025年9月までにマイナンバーカードを更新すると免許情報が記録されない」

2025年3月24日
マイナ免許証運用開始


■マイナ免許証
運転免許証をマイナンバーカードへ統合する取組
・運転免許証の情報をマイナンバーカードのICチップに入れる
・従来の免許証(との二枚持ち)も選べる

更新を待たずマイナンバーカードにデータを入れて統合することもできる(保有形態変更)

○免許更新費用
マイナ免許証:2,100円
従来免許証:2,850円
両方併用:2,950円

○免許更新講習(優良・一般)
・マイナ免許証:200円
*講習はオンライン受講できるが、更新手続きそのものは出向く必要がある
・従来免許証:1,400円(会場受講)

○免許証新規取得費用
・マイナ免許証:1,550円
・従来免許証:2350円
・両方:2,450円


■保有形態変更
運転免許の更新時期を待たずマイナンバーカードに免許証データを入れて統合する
運転免許試験場に足を運ぶ必要がある(東京都の場合)

手順(東京都の場合)
▼警視庁汎用予約サービスにアクセス
▼【運転免許予約】免許証の保有状況変更 を探す
▼試験場、日時を選択
▼メールなどの情報入力
▼予約完了後、申込み番号とパスワードを控える
▽確認メールが届く
窓口で提示を求められた時のために、届いた確認メールに★印をつけておく
(僕は提示を求められなかった)


この予約の際「条件変更」など、いくつかの手続きは同時に予約できる。
今回は白内障手術後の「眼鏡等」条件を外す「条件変更」を併せて予約した。


○保有形態変更手続き
当日必要なもの
・運転免許証
・マイナンバーカード
・(マイナンバーカードの)署名用電子証明書の暗証番号
・手数料:1,500円
・予約完了メール または完了時画面のプリント or メモ

つづく

| |

2025年11月 2日 (日)

5分でわかるマイナンバーカードの歴史

免許証が取り上げられた(返納)ことは想定外だったものの、マイナンバーカードに保険証にくわえて免許証も入ったことは、その後のお出かけでメリットがあった。

マイナンバーカードはヤバイものという誤解があって、日頃は持ち歩かない人が多い。
それは過去の経緯に原因がある。


■マイナンバーの歴史

2002年8月5日
住民基本台帳がネットワーク管理に移行
住民基本台帳番号の管理が始まる

○住民基本台帳番号
日本国民全員に振られている識別番号
住民基本台帳(住基台帳)のキー項目
ユニーク(唯一無二)な11桁の数字
住民票コードと同意


2013年5月24日
マイナンバー法案成立

2015年10月
国民にマイナンバーを通知

2015年12月
住民基本台帳番号 運用終了

2016年1月
マイナンバーに引き継ぎ
行政手続きでマイナンバーの使用が始まる

○マイナンバー
社会保障・税番号制度で使用する個人識別番号
・マイナンバーは「個人番号」の通称
・企業も社員の社会保障や税の手続きではマイナンバーを使う
・マイナンバーで個人を特定できるため、マイナンバーを含む個人情報は特定個人情報となる(安全管理措置が必要)
・法人には「法人番号」が付く


マイナンバーという仕組みは"ヤバイもの"という印象はメディアが作り上げた。

それは当初、行政によるミスが起きたことに因る
・別人の情報との紐付け(入力ミス)
・本人確認の不足

これらは人為的ミス
人を管理するコンピューターシステムにおいて、データベースへの初期登録は人が行う。

登録される人がスキャナーの前に立って読み取られるということはない。
だって、人にはタグが入っていないから。

人がやることにミスは付きもの。特に初期に多い。
それらを過剰に論うなかで「個人情報漏洩」「セキュリティが脆弱」という印象に結びつけたのがメディアであり、それをみた人々が拡散した。

人々に資するどんな新たな取り組みも悪くいう(懸念を強調する)のがメディアの仕事だと思い込んでいる人が多い。一般人はその流れにのれば、アクセス数や「イイね」を稼ぐことができる。

2000年代後半に「セキュリティ」という言葉が流行り始めて以来、なんでも「セキュリティが気になる」と言っておけば思慮深い人という風潮が始まった。
(考えには個人差があります)

昨今、メディア露出が増えた「ランサムウエア」にしても、それを自社のシステム内にお招きしたのは人(社員)であり、情報システム部ではない。

セキュリティを守るのはセキュリティ・システムだけではない
セキュリティを守るのは人の振る舞い
システムでは守れない攻撃がある

メディアの書き手とそれを真に受ける人々は、大半がセキュリティの素人。
原因は人であることは挙げず「システムの脆弱性」「犯罪者集団」のせいにして語る。
人を守りたいという気持ちもわかるが、システム担当者が堅牢に作り上げたシステムを貶めるのは不審・不安を煽るだけだ。

マイナンバーカードについて言えば、人為的ミスを減らすことが肝要であり、マイナンバー(データ)をカードに入れて持ち歩くことがヤバイのではない。

つづく

| |

2025年8月25日 (月)

「情報漏洩しました。ごめんなさい」からの詐欺メールが溢れている時代

サービスにユーザー登録しているある会社から「個人情報漏えいの恐れに関するお詫びとお願い」と言うメールが届いた。
会社名は書かないが、件名はこの通りだ。

そのサービスはもう5年以上利用してないけれども登録していることには間違いない。とてもよいサービスなので、これからも機会があればお世話になると思う。

メール文面を読むと「登録している情報が漏れたかもしれないし漏れてないかもしれない。パスワード情報も漏れたかどうかは調査している」
といった、まだ調査段階。
これでも連絡としては早いほうで、そこには好感が持てる。

メール本文の後半には「パスワード変更の手順について」とあって、そのサービスのパスワード変更方法が書かれたURL(リンク)が載っている。

セキュリティーに疎い人が、というより大半の人は、ここまで読むと「なんだ。このパスワードを変えれば大丈夫なんだな」と早合点するだろう。
実際にはこのパスワードを変えることとは別に(このサービスに使っていた)同じパスワードを使い回していた場合、その他のすべてのサービスのパスワードを変えなければいけないと言う、まぁ人によっては膨大な作業が待っていることになる。

そういった事はこのメールの中では注意喚起していない。
注意喚起すると薮蛇になるからかな。

このメールに接して「この会社もそうか」と思うことは、こうやって情報漏洩のお詫びを連絡しておきながら、そこにまた「ここをクリック」と言うURLを堂々と書いていることだ。

まぁ、よほど暇じゃなければ、冗談で「お詫びのメール」なんて送ってこないだろうから「このお詫びメールは本物だな。この会社からのメールだと言うことについては疑いない」

大抵の人はそう思うだろう。
そこで気軽にクリックしたら、それが実は詐欺サイトへの誘導であったり、あるいはウィルス感染のスイッチかも知れない。

そういったことに疑念を持たない人はとても多い。
一方、そういった疑念を持つ人に対して、こういうURL(リンク)をお詫びメールにつけてくること自体がよくわからない。

「情報漏洩しました。ごめんなさい」からの詐欺メールが溢れているこの時代に

| |

2025年8月15日 (金)

父に聞かなかった戦争の話し

父は終戦を子どもの頃どこで迎えどう感じたのか
そんな話しを避けているのか、ただ言わないだけなのか
そんな話しを聞くこともすることもなかった。


子どもである僕がある程度大人になった頃には、落ち着いて戦争の話題をテーブルに載せることはできたかも知れない。

一度だけ、父と膝詰めで酒を飲んだことがある。
佐世保の夜店通りにある「しぐれ茶屋」というお店だった。
父は既に老いが進み、かつての睨まれると誰もがすくんでしまうような眼光は影を潜めていた。

父が老いているということは、自分もそれなりに中年の域にさしかかっているわけで、父が元気なうちに一度さしで飲むというイベントをしておかなければと考えていたのかも知れない。

話題は最近の暮らしに終始したのだと想う。
特になにを話したかというメモをとっていたわけでもないので、その欠片も記憶していない。


父から戦時・戦後といった話題を切り出すのは難しかっただろう。
それは「戦争の記憶が辛くて想い出したくない」ということもある。
だが、もっと実際的にいうと、たま~に、それは僕の場合里帰りするのは年に1度会いに来た息子に向かって
「俺の苦労話を聞いておけ」
という選択肢はなかったと想う。
僕が父の立場だったら、年に一度会えるのを楽しみにしていた息子とできるだけ楽しい時間を過ごしたい。
自分のことに関心を寄せてもらいたい。好きで居てもらいたいと想う。

そんな場において、語り部的な使命感で「俺の苦労話」をして、それで息子の不興を買いたくない。

もしも、戦争の話題をテーブルに載せることができたとしたら、それは僕から教えを請いたいという姿勢をみせた場合だっただろう。


お父さんは、戦時中どこでどう過ごしていたの
その時にどんなことを考えていた?
ドラマでは出征が決まると誰もが喜んだ振りをして「おめでとう」とか「バンザイ」とか言ってるけど、お父さんはどうだった?
戦後は食べ物が不足していたというけれど、どんなものを食べていたの?


ここ数年、こんな時父はどう考えるだろう。あの時父はどう考えたのだろうと想うことがある。

今年で十七回忌を迎えた父に聞くことはできないので、自分が実際の経験と読書体験から学んだことを頼りに考えるしかない。

 

| |

2025年8月11日 (月)

被爆80年「ヘイオンだけどヘイボンじゃない」1日

2025年8月9日
被爆80年この記念すべき日は平穏に過ごしたいが平凡に過ごすのは違うなと僕は考えていた。
そこへHARMONIAから平和イベントとピースマッチ観戦会のお知らせが届き、すぐに申し込んだ。

やるな!春奈の新社屋
1年前に落成した麻布十番のHARMONIAビルになってから行くのは初めて
1階のカフェで志波さんが見事におりあげる折り鶴を見ながらアイスコーヒーを飲む
折りますかと問われたが、僕が鶴を折るといつのまにか紙飛行機になっているので辞した

16時
ステンドグラスが素敵な会場の4階へ
以前、観戦会で訪れていた旧HARMONIAの時とは、レイアウトがちがっていた
2時間ほど平和祈念に関する映像をみて交流を持つ
長崎-閃光の影で-」を観てきた仲間と少しだけ感想を言い合えて嬉しかった。

18:00
いよいよピースマッチ


一般的にサッカー観戦の方法は、スタジアムに行くか自宅でDAZNを見るか。
第3の選択肢であるどこかに集まってみる「観戦会」
(これが大規模イベントとなるとパブリックビューイングと言われる)

この日、改めて感じた「観戦会」の良さは、ぶつぶつ言えることだった
「バックパスするな」といった感じの悪い独り言ではなく
「上手い」とか「よし」とか「いけ」とか「惜しい」とか

最近、自宅DAZN観戦でとても疲れることが悩みだ
心拍数が上がり、おでこに冷えピタを貼る
よい時も悪い時もじっと黙っている
こういうのを「鬱憤が溜まる」という。

初めて8月9日、ドンピシャその日のピースマッチ
リードされた展開は「信じる」ことと一抹の不安が交錯する

それを耐えて耐えて、過ごした後半の折り返し
僕らの祈りが通じて、長崎が追いつく
会場が沸く ハイタッチもあちこちで起きる

このあたりから、いつ頃誰が誰に替わったとか、誰が負傷したとか
そして、決勝点がadditional time7分だったこととか
すべて記憶がごちゃごちゃになっている

ただ1つ覚えているのは、終盤、右サイドにいた翁長聖が左サイドまで来てスローインの準備をした時
翁長が袋から真新しいタオルを取り出した
これは、ロングスローだな わくわく
翁長が顔を拭いた
「顔を拭くのか」
場内に笑いが起きる
「ロングスローじゃなかったりして」
誰かが言って、また笑った



2025年8月9日
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典は雨があがったし、
ピースタでは勝利に歓喜し、
ハピアリでは5,000人が福山雅治さんとクスノキを合唱できたし、それをNHKが全国に伝えてくれた。
僕はHARMONIAで長崎の仲間と記念すべき時間を過ごすことができた。
「ビリョクだけどムリョクじゃない」と言ったのは高校生平和大使だが、
「ヘイオンだけどヘイボンじゃない」一日になった。


「佐世保あまいなつかしマヨサンド」が相変わらず美味しかった
電話で事前注文した際、スタッフさんが「あまなつサンドですね」と言って、僕は大きい夏みかんがどーんと入ったサンドイッチを思い浮かべてしまったが、サンドはいつもの佐世保サンドで安心した。

「長崎」をコンセプトにしたというHARMONIAビルは、イベント会場として使えてお茶もできる。
遠く故郷を想う方、関東アウェイ戦で東京を訪れた長崎の方、ぜひ足を運んでいただきたいと想う。

 

| |

2025年8月10日 (日)

2025年8月9日 祈りが届き雨があがった長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典

Weather Newsアプリを開き「ココ検索」から長崎市午前11時の天気予報を見た。
最も強い色の雨アイコンで21ミリとあった。
どうか式典の間子供たちが楠をただ雨が上がって欲しい。
そう願って眠りについた。

朝起きてまずWeather Newsを見た。
どうやら長崎の雨は上がっているようだ。

10時30分NHKプラスをつける。
高校野球をやってる・・
NHKプラスではやらないのか?

すぐにGoogleで調べると日本テレビ、NBC、KTNなどは生配信をすると出ていたので、その中からNBCを選択。
僕の記憶が確かならば・・五島に住んでいた頃(UHFの)KTNは映りが悪く、2つしかない民放でNBCは最後の砦だった

10:40
「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」
NBCの配信は既に始まっていた。
10時45分を過ぎて、パソコンの隣にスマホを置いて、NHKプラスをつけると、NHKプラスでも配信が始まっていた。

NHKプラスは「30秒遅れで配信」していることは知っていたけれど、本当に30秒遅れだった。
それに対してNBCはその遅延がなく、NBCとNHKの間には30秒の差があった。
11時2分(原爆炸裂の時刻)の黙祷を正確に行おうと思い、NBCで見ることにした。

NBCはほぼ固定カメラ。平和祈念像とひな壇を正面にとらえている。
時々、来賓の石破茂総理大臣を映したりするけれど。
NHKは場内カメラであったり、市内の模様であったり、編集された映像であったり、そういったものを差し込み「制作費がかかってるな」って言う映像作りをしている。
どちらもそれぞれ良い。


被爆80年の2025年、原爆犠牲者名簿には新たに3167人3冊の奉安名簿は加わり、これで合わせて201,942人206冊の名簿となった。


長崎市長は激しい口調で、平和宣言を読み上げた、その全文はインターネット上に配信されている。


平和への誓い被爆者代表西岡洋(日本原水爆被害者団体協議会所属)

NBCでは字幕も付いていた。NHKは手話が付いていた。
「核兵器絶対に使ってはならない使ったら全てがおしまいです」西岡さんはそう締めくくった。

11:21
2校の小学校合わせて100人の児童が整列
例年、隔年で合唱を担う2校が今年は合同で唄う。
クスノキ」の合唱
演奏は映画「長崎-閃光の影で-」のエンディングテーマ「クスノキ-閃光の影で-」に近いアレンジ子ども達の歌声にピッタリだ

数人の子どもに笑顔
笑顔が嬉しい

しかめっつらは要らない
セミが鳴いている、程よい暑さ
雨は上がっている
「被爆クスノキ」を上空から映した映像がさし込まれた

この合唱音源はApple Musicなどで配信してほしい。
現在、Apple Musicでは3つの「クスノキ」が配信されている。
「クスノキ」オリジナル
「クスノキ-500年の風に吹かれて-」
「クスノキ-閃光の影で-」


石破総理は時折、原稿にない言葉を織り込み取り換え、平和祈念像になぞらえて平和の誓いとした
天を指す右手が原爆を示し、水平に伸ばした左手で平和を祈り、静かに閉じた瞼(まぶた)に犠牲者への追悼の想(おも)いが込められた、この平和祈念像の前で、今改めてお誓い申し上げます。


「千羽鶴」純心女子高校の合唱
11:50 終了宣言
11:51 NBC配信終了

降雨0.9ミリ 曇り 26.5度

雨でもなく酷暑でもない天気
長崎とこの式典に想いを寄せる人々の祈りが天に届いた

| |

2025年8月 9日 (土)

被爆80年

Hibaku80

稲佐山の山頂で稲荷寿司をくわえている僕
これが僕が初めて平和公園を訪れた日の記憶だ

写真は稲荷寿司の写真以外には、グラバー園でいとこ、姉と映ったものなどが並ぶが、平和祈念像をバックにした写真はない。
(そこは象徴的な写真スポットだと想うのだが・・)
なぜ、その写真がないのかはカメラマンに聞くしかないが、父はずいぶん前に浄土に還ってしまい、今年は十七回忌を迎える。もう聞くことはできない。

稲荷寿司は恐らく佐世保のおばちゃんとうちの母がこしらえて、お昼用に持ち込んだものだと想う。
当時はそれほど猛暑ではなかったし、食中毒に神経質ではなかったので「保冷剤」のような気の利いたモノは使っていなかった。
子どもの頃から素っ頓狂だった僕は、稲佐山から見下ろす長崎市を背景に、父が向けたカメラに向かって、稲荷寿司の皮を口からはみ出さしたポーズをとった。
右の頬には湿布のようなものが貼られているので、歯が痛かったのだろう。
当時、山口県に住んでいた僕は、佐世保の親戚に遊びにいくと、たいていどこか具合を悪くして、おばさんが優しく介抱してくれたことを覚えている。

山口県に住んでいた僕は、小4まで「平和教育」を受けていない。
山口にもそれはそれなりにあったのかも知れないが、長崎県ほど特別なものではなかったと想う。

僕はその日、初めて長崎市を訪れ平和祈念像を目の当たりにしたはずだが、写真が残っていないこともあってか、その異様な造形に驚いたといった記憶はまるでない。
なぜならば、長崎原爆資料館 でみた資料があまりに強烈だったからだ。

当時、資料館は改装前。
田舎町の雑貨屋で日用品を並べているようなガラスケースに、被爆当時の品々が並ぶ。
特に熱で溶けた瓶に驚いた。
そして、人の影が映り込んだ雨戸の写真が怖かった。
人が溶けて木の中に入った?と当時想ったから怖かったのだが、今思えば、それは影が映り込んだということだと想う。

小学校入学祝いに親戚が贈ってくれた(僕は表紙に「増 **家」と書いている)KOKUYOフリーアルバムに収められている写真には日付やコメントのついたものは少なく、前後の写真から類推して、この長崎市訪問は僕が小1の夏休みだったと推定される。

難しいことはわからないけれど、ただ原爆が怖いこと、水を飲めずに死んでいった人の無念が、脳裏に刻まれた。
世界平和についてコミットしたい、発信したい。
その気持ちはその日、原爆資料館で得た記憶から始まっている。

だから、V・ファーレン長崎、最近ではレアル・ソシエダの選手たちが、そこを訪れたと聞くと嬉しい。
大人になった彼らでも、それぞれになにかを感じてくれただろう。

被爆から80年の今日
長崎ではあちこちで「クスノキ」が唄われる
僕も東京の何処かで唄いたい


| | | コメント (0)

2025年7月13日 (日)

二度届いた「がん検診のご案内」

6月中旬、僕に届いた「令和7年度がん検診のご案内」には、対象となる検査がひとつもなかった。

がん検診のリストが空欄になっているのをみて、僕はほっとしてしまった。
ただ、ここは本来喜ぶところではない。

「今年は、これとこれのがん検診がお得に受けられますよ」
という特典のお知らせなので、それがないということは・・

コンビニのアプリを開いた時、僕にはスイーツやおにぎりの値引きクーポンがなにも表示されないのと同じ。
本来ならば、がっかりするところだ。

なにもないということは「今年はバリウムにするか胃カメラにするか」と悩まなくて済むということで、ありがたいなとは想うけど、空欄のリストは珍しい。

「これってこういうものだっけ?」と知人の佐藤さんにきくと「わからない。問い合わせてみたら?」と言われたが、そのまま放置していた数週間後・・

僕に2通目の「令和7年度がん検診のご案内」が届いた。
2度目の封筒には封筒の外面に「受診券の再確認をお願いします」とあった。
その文言をみて僕は開封しなくても、その中身が類推できた。

同様に自分にも2度届いた封書をみて佐藤さんは怒っていた。

「いったいどれだけ税金を無駄遣いしているんだ。(再送付した対象者は)何万人いると想っているのか。この分は税金払わないぞ。これはミスした職員が払ってほしい」

ごもっともだ。
メディアの皆さんは「政治と金」という、ある意味あまり影響がないけれど、数字にはなるネタは熱心に追究する。
一方、行政における無駄遣いや、民間に任せればいいものを身内で仕事を回して「税金で食っている人たち」の追究は熱心さを欠くと想う。これは政治家も同様。

「税金で食っている人」というのは河村たかしの言葉だが、ここを追究して公約に挙げている候補者を僕は自分の選挙区でみたことがない。そういう人がいたら入れるのに。

この文章を書くために、念のため封書を開いてみた。
「誤植があった」とのお詫びで、誤植とは「本来、今年度に受診することができる検診の種類が印字されるところ、印刷の手違いにより、印字がされないまま発送されたもの」とある。

単純にいえば、データベースからの抽出プログラムがおかしかったのである。
人が組んだのか、AIが組んだのか知らないが、どんなIT技術者にも、印刷担当者にも「テスト」というものがあり、こうしたミスはユーザーの目に触れる前に未然に防がれるものだ。

「印刷所のミスならば、印刷所に払ってもらいたい。送料だってばかにならない」
佐藤さんは締めくくっていた。
果たして、この顛末を追いかける政治家、メディア、ライター、市民活動家?はいるだろうか。
しばらく、アンテナを立てておきたい。

| |

2025年7月 6日 (日)

気になるが気になる、いや気にならない 「気になる」禁止法を施行したい

キャスター
「ゲストの佐藤さん、どのニュースが気になりますか?」
佐藤さん
「そうですねぇ・・中東情勢でしょうか」
キャスター
「確かに。ホルムズ海峡が封鎖されたら、大打撃ですね」
佐藤さん
「そうそう、困りますよねぇ」

このやりとりで、ゲストの佐藤さんは"なにも言っていない"
言葉は発しているが、なんの見識も述べていない
ただ、驚いて感想を言っているだけだ。

「テレビって、そんなんでいいんですか」
僕は画面につっこむ。

認可された電波に乗せて、報酬をもらい登場した人が「驚いたり」「感想を言ったり」して、それで終わり
これが日本のニュースショーではありきたりの光景。

ディスプレイにいくつかのニュースがお品書きとして映し出されて、ゲストはそれに驚く、あるいは突っ込む
僕はみていて、なんの勉強にもならない。


「気になる」が気になるようになったのは、今から20年ほど前、SEをやっていた時のこと。
数時間の要件定義の会議の終盤、いよいよクライアント(予算権をもつユーザー部門の責任者)に「どうですか?スズキさん」と僕が話しを振ると・・

スズキさん「うーん、費用対効果が気になるねぇ」
いや、その費用とか効果とかを数時間にわたり分析してきたんじゃないか。
あなたはなにを考えていたのか。
それでもって「費用対効果が気になる」
費用対効果を考量できるのは、実際にこれから「効果」を実感するあなた以外にいないじゃないか。
それを他人事のように「気になる」で済ませていいわけがない。
自分が「決断する」責任から逃げるのは、サラリーマンの十八番だから珍しくない。
せめて、もうちょっと「なにか言っているようでなにも言っていない」くらいの屁理屈を言えばいいのに・・

それ以来、僕は「気になる」をNGワードと自らに課した。
僕がこの国の「独裁者」だったら、「気になる禁止法」を施行したい。

ただ、この「気になる」は油断すると、つい言いたくなる。
便利なのだ。そして用途が幅広い。
これさえ言っておけば、感情の起伏を置き去りに、こころの深層を探る面倒を省くことができる。
要は「使いやすい」「使い勝手がいい」言葉だ。

テレビで、身近な会話で「**が気になる」と言うのが気になる
いや、気にならない^^;)

| |

より以前の記事一覧