2021年9月10日 (金)

選手村跡地 HARUMI FLAG の販売が再開する

2021年9月8日
東京2020選手村が閉村した。
最終日はシフトが入っていなかったが、立ち会った仲間によると、いろいろなことがあったようだ。

我々、選手村スタッフはここで知り得たことを書くことはできないので、このブログと用語集「しらべる」で書いていることは、それ以外のこと。つまり、当たり障りのない^^;)話しばかりということになる。


オリパラで使ったハード、ソフトを後世に活かすことをレガシーという。
選手村で使用された建物は「HARUMI FLAG」となる。


東京2020選手村跡地の再開発事業

■概要
晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業
総開発面積:133,906平米
住宅 5,632戸
 分譲住宅街区4,145戸
 賃貸住宅街区1,487戸(シニア住宅、シェアハウス含む)
商業施設、介護施設など
入居開始予定:2024年3月下旬

戸数は当初予定通りだが、入居開始は予定より1年遅れる。


■交通手段
・都営大江戸線「勝どき」徒歩20分~40分程度
・都営バス「晴海埠頭」中心街は「ほっとプラザはるみ前」
他には、TOKYO BRTが整備されると報道されている。

BRT:Bus Rapid Transit バス高速輸送システム


■時系列の記録

2019年7月26日~8月4日
第1期販売 600戸に対して1,543組が申込み登録(最高71倍、平均2.57倍)
最高額物件 4LDKで2億3千万円
最安物件 2LDKで5,400万円

2020年3月23日
新型コロナウイルス感染症 COVID-19感染拡大防止のため第2期販売を延期

2020年3月24日
東京五輪2020延期発表

2021年9月8日
選手村閉村

2021年11月
SUN VILLAGE 第1期、SEA VILLAGE 第2期の販売を開始
「SUN」「SEA」は選手村でも街区名として使われていた

2023年4月
当初の入居開始予定

2024年4月
当初の入居開始予定


いつか、生まれ変わった街を、仲間と一緒にひっそり訪れてみたいと想う^^)

| |

2021年5月22日 (土)

ピタッと止まる!滑り止めシートの意外な役割

情報、飲食、トイレと在宅避難の備えは徐々に整ってきた。
ここからは重大ではないが、日々の暮らしに欠かせないものへ目を向ける。

在宅避難中はお風呂に入れない。
避難所であれば、長期にわたる場合、仮設シャワーが用意されるのだろうが、自宅で完結するのだから、贅沢は言えない。

断水時・入院時の洗髪に使えるドライシャンプー。
以前、入院した時に買ったことがあった。
探してみると「手袋型」が出ていた。

■手袋シャンプー
メーカー:本田洋行(愛媛県四国中央市)
ヨドバシドットコムで5枚入りが405円
1度に買うと、1度に古くなるので、まず1つ購入。
2か月後にまた1つ購入した。
本来ならば、半年くらい間隔を開けて買い足すところだが、とりあえず喫緊の課題に供えて、一定数を確保する。

「手袋型なので頭皮まで洗える」
「泡立たない」
「ノンアルコール」
とメーカーは謳っている。
ローリングストックするようなものではないので、使用感は被災しなければわからない。


本田洋行では手袋型の「手袋からだふき」も出ていたのでそれも同様のタイミングで購入。

■手袋からだふき
メーカー:本田洋行
ヨドバシドットコムで5枚入りが405円

「電子レンジで温めて使える」
とメーカーは謳っている。在宅避難時には叶わないことだが、在宅介護では重宝すると思う。


ここまでで「在宅避難」というテーマに絞った備えは一旦終了して「防災」の備えで手つかずだった「滑り止め」を探す。

東日本大震災の日は、高い位置に飾っていたウルトラマン1/1マスクが落下してパソコンを直撃するという災難があった。
ウルトラマンはすぐに、クローゼット内の枕棚に仕舞った。
高い位置に飾っているものは底面に強力両面テープを貼っている。
そんななか、書棚に飾っている銅像、タンスの上のタブレットの滑落防止策が残っている。

パソコンの滑り止めシートが売られていて、大半は1000円超え。
カートの「後で買う」に保存して、さらにいいモノがないかと目をこらしていたら、ダイソーでいいモノが見つかった。

■ピタッと止まる!滑り止めシート
110円
使う場所に応じてカットして使うというのが合理的。
70×80cmの碁盤の目になっていて、直線に切りやすい。
銅像の下、タブレット置き場、それでも余るので書棚の上にも敷く。

意外な用途として、ショーケースに役だった。
これまで飾っている電車やスポーツカーは前進しないよう、車輪に両面テープを施していたが、このシートを敷くと少々の揺れでは動かない。

これで、準備OK
さぁいつでも来い
いや、来ないで欲しい
来たとしても、少しでも抑えめにお願いしたい

在宅避難のはなし(おわり)

| |

2021年4月25日 (日)

震災時の在宅避難で、外せないのがトイレの備え

災害が起きるとテレビでは現場の映像が流れる。
見たくなければ目を背ければいい。
だが、臨場するとそうもいかない。
現場に何らかの役割で赴いた人が「見ると行くでは大違い」と語るのを聴いたことがある。
違いは「臭い」だという。

以前、被災地に入った時、衝撃だったのは大便の臭い。
避難所の屋外に置かれた仮設トイレから漂う、それは強烈だった。


在宅避難に備える時、避けては通れないのがトイレ。
自宅のトイレは給水ポンプでくみ上げられた「水」が流れている。
「停電」「断水」どちらかだけでも、水は流れない。

それでは被災後、水が流れるうちは流していいかというと、そうでもない。
下水管が破損した場合、汚水が漏れてしまうからだ。
マンションの管理組合は「被災後は排水管の無事確認がとれるまで、水を流してはいけない」というルールを規定するとよいだろう。


「Google先生」に「在宅避難 トイレ」で尋ねると「折り畳み式簡易トイレ」が見つかった。

■メーカー:アイリスオーヤマ
■品番:BTS-250
■段ボール組み立て式
■実勢価格:2100円
■耐荷重:250kg

組み立て式なので、平常時はじゃまにならない。
(いつも、そこにあったら怖い)
固めて捨てるトイレ処理セット(凝固剤など)5個付
使用後は「燃やすゴミ」で出すのだという。

ということは、5個を使い切ったら補充が必要なのか・・・
そこで、さらに「緊急戦隊トイレマン」をカートに入れる。

■凝固剤・汚物袋(トイレ袋/黒)のセット
■価格:50回分 2000円
■10年保管

トイレマンは家屋のトイレ、折り畳み式簡易トイレどちらでも使える。
待てよ!
そもそも折りたたみトイレは何処で使うんだ?
リビングにトイレ置いて、できるか^^;)
やはり、トイレは個室だろう

ということで、折りたたみトイレをカートから削除してお買い上げ。

届いてみると段ボールは以外に小さくて(18.5×24×14.5cm)トイレ内のストック棚に置くことができた。
箱の側面に保管開始日の記入欄がある。
2021年4月と記入。これで、2031年4月までは使える。

仕舞ってしまうと、買ったこともすぐ忘れる。
大便の臭いと同居する日々のことは、あまり考えたくない。
脳は論理的に解決策を策定したことは、考えないで済ませることができる。
備えておけば、有事まで忘れることができる。
備えていなければ、時々、思い出さなければならない。

在宅避難

| |

2021年4月17日 (土)

イワタニが作るエレガントで高機能なカセットコンロ

「カップヌードルローリングストック」にセット組みされている
岩谷のカセットコンロ「プチスリムII」にひと目惚れしてしまった。
前に買ったカセットコンロもずいぶん古いはずなので、この機会に新調するのもいい。
※岩谷はカセットコンロの使用期限を10年と謳っている。

カセットフー プチスリムⅡ
CB-JRC-PS50
実勢価格:3040円
サイズ:W279×D185×H85㎜

特徴
■ガス着脱マグネット方式
■ムダ火を抑制する「タテ型炎ロバーナー」

同社の「スリムⅢ」と比べても一回り小さい。
収納が手狭ならば、これはグッドポイント。
カセットガスもコンパクトな「ジュニア」だけでなく、通常のものも使える。

よし買おう!
と決めたが、同社の他の商品をチェックしてからでも遅くない。


カセットフー プチスリムⅡ
CB-SS-50
実勢価格:3100円
サイズ:W335×D275×H84mm

「スリムⅡ」と比べると一回り大きいが、それでも通常のカセットコンロと比べると薄い分、かなりエレガントだ。

「スリムⅡ」にない特徴として「ヒートバネル」搭載とある。
先日のガス抜きでも経験したが、ガスを充填した缶は使っているうちに缶が冷えて、中身が出づらくなる。
ヒートパネルがボンベを適度に暖めて器具の火力を維持させるという。
ガスを最後まできちんと使い切れるのは、在宅避難時にはありがたい。

元来、小さいモノには目がないのだが、ここは機能を優先。「大は小を兼ねる」という先人の言葉もあるのでスリムⅢに決める。

カセットガスは「イワタニカセットガス」と指定されている。
そんなこと言って、他社製品だって使えるんじゃないの?と想ったら、岩谷のサイトには次の記述があった。
「指定された専用の器具・容器(ガス)」の組み合わせでお使いいただくことと法令上定められています。(液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令)

イワタニカセットガス
CB-250-OR
実勢価格:3本600円
ネット通販でも購入できる

ガス1本の連続燃焼時間は70分。1日1本を使い切るとして6本を同時注文した。
届いた品は3か月ほど前に製造されたものだった。エクセルで管理している7年先のカレンダーに「ベランダで肉でも焼け」と書いたのは言うまでもない。

こうして在宅避難の備えが進んで行く。
備えた時は記憶が新鮮なので、数年先の自分が収納場所や使用期限を忘れてしまうことに思い及ばない。
今回は、専用のブックを作って書き留めていく。

在宅避難

| |

2021年4月11日 (日)

「水」と「食料」の四要素

電気ガスといった燃料系に目処をつけて、次は飲食の整備に進む。

食は「冷蔵庫」と「保存食」に分かれる。
停電後、冷蔵庫内の食品が少しでも長持ちするよう、保冷剤を常備。
商品例はロゴスの保冷剤「氷点下パック GTマイナス16度 ハード」
メーカーは「一般保冷剤と比べ保冷能力8倍」と謳っている。
いずれにせよ、停電後すぐに食べなければならないのは、買い置きのアイスである。

保存食はカップ麺、缶詰、カロリーメイトの三本柱。
お湯が沸かせない時に備えて、カップ麺は麺に味が浸みているものを多めに買い置く。
非常時の練習として1度、缶入りコーンポタージュでカップヌードルを作ってみようと想っているが、1杯のカップヌードルを作るのにコーンスープが2つ必要なので、二の足を踏んでいる^^;)

水の確保は「常備」と「給水」
雨水を濾過して飲料水にするグッズの方には行かない。
そこまで行くとサバイバルであり、そこに備える前に、短時間でインフラが復旧するケースの備えが先決だ。

常備は2リットルペットボトルを段ボールに入ったまま押入に保管。
場所を取るので家が狭くなるが、それが在宅避難というものだ。

給水は近隣の給水タンクや巡回給水車から水をもらうためのグッズ。
アイリスオーヤマのウォータータンク(20L)は、折りたためるので保管に好適。
■型番:WAT-20L
■実勢価格:2個セットで1,626円
2020年1月に買った時は、1,387円だった。
■蛇口が付いているので、ウォーターサーバーとして使える
■折りたたんだサイズ:26×24×7cm


飲食の常備品については、2013年以降「ローリングストック」という便利な言葉ができた。
2011年の東日本大震災当時は「いざという時の買い置きで、消費期限が来たら使って、その分を補充する品」と言わなければならなかった。


ローリングストックは2013年、内閣府が災害準備の啓蒙として使い始め、2020年、コロナ対応で広く使われるようになった。
一般社団法人防災安全協会は「防災製品等推奨品」を認定している。
農水省は「ローリングストックについて知りたい方へ」と題して、食品各社のページをまとめたリンク集をつくっている。

日清食品は「カップヌードルローリングストック」というサービスを提供している。
初回購入時、カセットコンロ、鍋、水などとカップヌードル9食が届き、以後3か月毎に9食が自動配送される。
価格は初回14300円 3か月毎に2160円

このセットに採用されている岩谷のカセットコンロ「プチスリムII」がコンパクトでカワイイ。

| |

2021年4月 8日 (木)

カセットボンベを買ったら「7年経つ前に、ベランダで肉でも焼け!」

ガス抜きのためにとった有給休暇
お昼の炊事時が来る前に、ガス抜きにとりかかる。
集合住宅の構造上、ベランダ側には台所はないので、火気があるとすれば「蛍族」
トラブルの原因にもなっている、マンションのベランダでタバコを吸う人たちだ。
ただ知る限り、隣戸で喫煙する人は居ない。

カセットボンベを持ってベランダに出て、サッシを締める。
目と耳と鼻、視聴嗅覚を使って周囲に人気と火気がない状況を察する。

赤いキャップをとり、先端を下向きにして、床面のコンクリートにノズルを押し付ける。
シューっと音がしてガスが放出される
ガス臭い・・・
思わず、力をゆるめると、噴出が止まる
思わず、あたりの気配をうかがう
これは、けっこうヤバイやつじゃん
後で考えると、これが岩谷が言う"タマネギが腐ったような臭い"だったのだろう。

再び、意を決して、ノズルを床に押しつける。
これがけっこう力が要る。
缶の角度は真下からやや、斜めに寝かせたところが、もっともガスが出るとわかった。
初めは、安全を期して?少しずつ出せばいいと思っていたが、未使用だったガスが空っぽになるまでには、それなりの時間がかかる。
要領を得た2缶めで、時間を計ったところ、ひと通りガスが出るまでに7分かかった。
7分間、できるだけ息をしないようにしながら、全力でガスボンベを床に押さえつけるのは、相当な体力が必要だし、相手がガスなだけに度胸も要る。
これを読んで「ぜひやってみたい」と思う人は、そう多くないと思う。
そういう方に薦めたいのは・・というか、次にカセットボンベを買った自分に言いたいのは「7年経つ前に、ベランダで肉でも焼け」ということだ。

もう、そろそろいいかなと思って、缶を振ってみると「シンシン」とガスが揺れている。
しばらく噴霧を続けた後のスプレー缶がそうであるように、缶がキンキンに冷えている。
キンキンが喜ばれるのは、夏場の生ビールと、汗かきの人にとっての過剰な冷房と相場は決まっている。

こういう時、缶はいったん暖めてからでないと、中身が出ないものだ。
しかし、ガスボンベを暖めるのは気が進まない。

結局「ガス抜き」のための有給休暇は3本ガスボンベを、まぁまぁいいところまでガス抜きしたところで終えた。
まだ、これでは「資源ゴミ」に出せない。

数日後、わずかに残ったガスを抜き終えて、透明のビニル袋に入れる。
自治体の求めはここまでだが、念のために太マジックで「ガス抜き済みです」と書いた紙を入れた。
資源ゴミの日、祈るような気持ちで送り出した三本のカセットは、無事回収されて旅立っていた。

在宅避難

| |

2021年4月 7日 (水)

ガス抜きのために有給休暇を使う

私の記憶が確かならば・・
初めに地震の備えをしたのが2004年
それから、しばらく間が空いて
2011年に東日本大震災があった頃、じっくりと被災時の備えをした
そしてまた間が空いて今年、第三次大惨事の備えをすることになった。
被災時の備品としてカセットコンロを買ったのが、第一次だったか第二次だったかは記録が無い。

防災グッズの棚に仕舞っていたカセットボンベは3本。3本セットで箱に入ったまま保管していた。
ガス器具大手岩谷産業(以下、岩谷)のウェブサイトでは、カセットボンベの使用期限は目安で7年と謳っている。
岩谷のカセットボンベは缶底に製造年月日の記載があるとのことだが、
僕が買っていたボンベには、どこにもそれらしき記載がない。
メーカーのウェブサイトを探したところ、既に事業を行っていないようだった。

いずれにせよ、買ってから7年が過ぎていることはまちがいない。
新たなカセットボンベを買う前に、この未使用のまま期限を過ぎたボンベを処分することにする。

「自治体名 カセットボンベ 廃棄」
でしらべると、居住している自治体ではカセットボンベのゴミ出しについて、次のように案内されていた。
・使い切って、中身の見える別袋に入れる
・「資源ごみ」の収集日に出す

同ページでは「ガスが残っているガスボンベの穴開けは絶対に行わないよう」注意喚起している。
スプレー缶のようにスプレーパンチ(缶用穴開け器)で穴を開けてはいけないのだ。
同ページにはガスが残ったボンベが燃やすゴミに混ぜて出されて、ごみ収集車が火災で黒焦げになっている写真が掲載されていた。
これは、なんとしてもガスを完全に抜かなければならない。

再び、岩谷のホームページに戻り、
「カセットボンベの正しい処理方法」で真剣に勉強する。
「ガスには、玉ネギが腐ったようなニオイがついています」という。
いわゆる、僕らが「ガス臭い」というあれではないのだな。少し匂うくらいのほうが、慎重に作業できそうだ。

まず、作業場所を下見する。
共用部の廊下は、近隣住民が通りかかった時「やばい人」と思われそうだ。

岩谷がいう「屋外の風通しの良い場所で、周囲に火の気がないことを確認します」をクリアできる場所は
集合住宅においては、占有部であるベランダ一択だった。
作業決行日は、近隣住民が出払っている平日。「ガス抜き」のための有給休暇。朝昼夜の炊事時間を外した時間帯とした。

日頃の溜まったストレスを解消するためのガス抜きに有給休暇を使う人は多々いるだろうが、本当のガス抜きに使う人は珍しいだろう。

在宅避難

| |

2021年4月 6日 (火)

避難時に PowerArQ2でお湯を沸かしたかった

在宅避難に備えて、PowerArQ2(あーちゃん)で使えるものをチェックしていく。
はじめは情報機器の充電。iPhone、iPadともに通常のモバイルバッテリー同様に充電できた。
あーちゃんはワイヤレス充電規格「Qi」にも対応している。
天板がフラットなあーちゃんならではだ。

あーちゃんのUSB端子には「3A」と書かれている。
3Aは3アンペア。中学の理科で苦手意識を持って以来、僕はこうした電気の単位がわからない。
iPhoneをモバイルバッテリーから充電する時は「1A」時々「2.1A」でやっているので、充電できることだけ確認して、ふだん使いはしないことにした。

つづいては本命の電気ポット。
停電していてもお湯が沸かせる。お湯があれば温かいカップ麺も食べられる。
電気ポットが使えることはあーちゃんを買う動機付けにもなっていた。
しかし、苦手な電気への無知だここで徒になった。

あーちゃんはAC出力(コンセント電源)で300Wまでの電気製品しか使えない。
このワット、アンペア、ボルトがわからない。

愛用しているT-falの電気ポットは1300Wだった。
もうこれは試すまでもない。といいつつ、1度やってみたい誘惑に駆られたが、機器を傷めては元も子もないので思いとどまった。

それならばと「Google先生」に「300Wの電気ポットはないか?」を尋ねたが、これがからっきし無い。
大概のポットは1000W以上。消費電力(ワット数)が少ないものでも700W程度だ。

諦め切れずに探し続けて一週間が経った頃「クルマでお湯が沸かせるポット」を見つけた。クルマのシガーソケットでお湯が沸かせるポットで、カーキャンプ用品として売られている。
あーちゃんにはDC出力(12V10A)がついている。ここに挿せばお湯が沸かせるのではないか。

ベルソス VS-R101
電圧:DC12V/11A
消費電力:132W
実勢価格:2800円

アンペア数が1A違うけれど、なんとかなるだろう・・・
という素人考えは通らなかった。
届いたVS-R101に400CC(カップヌードル1個分)の水を入れて、あーちゃんのDC出力に接続。VS-R101のスイッチオン!
するとあーちゃんに「E27」が表示され、ポットには電源が入らなかった。
説明書によると「E27」は過電流エラー
わずか1Aでも許してくれないのか・・・
またしても「電気界」の厳しさに跳ね返されたのだった。

結局、在宅避難時、あーちゃんの用途として使えそうなものは、情報機器の充電、本体内蔵LEDランタン(夜間照明)ということになった。

あーちゃんでは叶わなかったが、それでも避難時に「お湯を沸かす」ことは諦められない。
そうだ、災害対策として買ったカセットコンロがあったはずだ・・

在宅避難

| |

2021年4月 3日 (土)

【在宅避難】バッテリーは20%と80%の間で行ったり来たりさせるのがベスト

PowerArQ2はずっしりと重い
そりゃそうだ。バッテリーだから。
でも、バッテリーに見えない。いかにも防災グッズ然としていない。
持ち手が格納式だからだ。
ほかのバッテリーは持ち手が一体化された筐体を持つ。
その分、見た目が重い。愛らしさがない。
機械だからしっかり動いてくれれば、それでいい。それ以上の感情がわかない。

一方、PowerArQ2はいつ見てもカワイイ
ここからは親しみを込めて「あーちゃん」と呼ぶことにする^^)
あーちゃんんはそこにあるだけで、使いもしないのに on/offボタンを押して「お、残量減ってない」とかまってみたくなる。

地震で停電して夜を迎えると家の中は暗い。
陽が落ちたら寝ればいいというものではない。
日没から数時間は灯りが欲しい。
あーちゃんはフロントパネルの裏側に大きめのLEDライトが付いていて、これがなかなか明るい。
在宅避難の必需品としてランタンがあるが、あーちゃんがあれば事足りる。

納品時、残量は80%と表示されていた。
これを100%にしようと、100V家庭内コンセントから充電する。

同梱のACアダプターをつなぐとすぐに充電が始まり「ぐおーん」と体のファンが回り始める。割と大きい音なので、人が寝静まった時間帯の充電はしないことに決める。

充電が終わりに近づくと、バッテリーを保護するために、入力電力が50W程度に下がる。
やがて、ファンが止まり、入力が50Wを切りだんだん下がっていく。
そして、ACアダプターに緑ランプが点灯すると充電完了。本体の電源が落ちる。完了を知らせる「音」は鳴らない。

最初の充電をした後で説明書を読んだ。
■寿命は充放電およそ500回
■20-80%の容量を維持するとバッテリーの劣化を抑えられる
■100%満充電や、0%まで使い切るのはバッテリーに負担がかかる

先に読めばよかった・・・

あーちゃんと同時に同じブランド(Smart Tap)が出しているソーラーパネルを購入した。

STSL120M(以下そーちゃんと呼ぶ)
三つ折り収納できて、印刷所の人が原稿を運ぶメッセンジャーバッグのような外観。
たたんだサイズはW53×H52×厚さ1.5cm
実勢価格:29,800円

仕様
■パネル:ETFE 単結晶
■重量:5kg
■入力:120W

ソーちゃんはバッテリーに充電するためのソーラーパネルだが、自身にもバッテリーを積んでおり、スマホなどを直接挿して給電できる。
日光に当てて充電する時は、スタンドで自立。スタンドは金属製ではないが、ふにゃふにゃと倒れたりしないで、しっかり立つ。
スタンド先端にペグ穴(丸い穴)がある。地面固定したり、S字フックで物干し竿や壁に直打ちしたフックに吊り下げられる。
重量が5kgあるのでカーテンレールには提げられない。

日頃から太陽光充電して消費すれば、電気代がお得。ただし、常設する場所がない限り、ふだん使いは現実的ではない。
日頃は三つ折りして、いつでも取り出せるよう、タンスの隙間に入れている。
いざ、在宅避難となった時は、ソーちゃんの出番。
あーちゃんだけでは充電が減るばかりだが、ソーちゃんがあれば、昼間のうちに減った分を補充できる。

ソーちゃん+あーちゃんでおよそ9万円。
さらに容量が大きいバッテリーを買えば、その分、安心の度合いは増すのだが、バッテリーの価格が跳ね上がる。
在宅避難の電力確保として、ほどよい投資と言えるのではないだろうか。

在宅避難

| |

2021年4月 2日 (金)

【在宅避難】バッテリーPowerArQ2から「在宅避難」が始まる

中途半端だな
ときどき僕はそう想う
これは得意なことだと想うことはあるけれど、誰もがぎゃふんというほど秀でているわけではない。
資格も経歴もそう。
20年ほど前、転職コンサルタントと名乗る人と居酒屋で相席になった時のこと。
試しに自分のキャリアや得意なことを話すと彼はこう言った。

「いちばん売り込みにくいタイプですね。なんかこぉ中途半端というか」

面と向かって見ず知らずの人に「中途半端」と言われる経験は滅多にできないので、とても貴重な機会だったと想う。


一ヶ月前、Kindleで「家電批評2021年1月号」を読んでいて、そいつを見つけた。
なんだこれ?カワイイな
長い間愛用しているソニーのラジオ付き時計に色とカタチがうり二つ。

その可愛らしい機械は、停電に備える非常用電源装置で、ポータブル電源 BEST BUY に選定されていた。


PowerArQ2
■ブランド:Smart Tap(福岡県 加島商事のブランド)
■リチウムイオン電池
■実勢価格:59,800円

仕様
■容量:45,000mAh
■サイズ:W26×H19×D19.5cm
■重量:6.2kg
■給電:USB、AC、DC、Qi
■充電:コンセント、ソーラーパネル、クルマのシガーソケット

よし、これに決めよう

あとで想えばこの時「在宅避難」の歯車が回り始めたのだ。
ローリングストックという言葉ができる随分前から地震の備えはしているが、ストックを消費して補充なしというモノも多い。
震災に備える決意が中途半端なのだ。
その備えは「避難所」向けなのか「在宅避難」なのかという軸も定まっていない。

非常用電源を買ったことで「在宅避難」というキーワードが浮かび上がった。
被災時、インフラ(電気、ガス、水)が止まったなか、避難所へ行かず、自宅でインフラの復旧を待つ。目標は最低三日。
そう決まれば、もう中途半端じゃいられない。

つづく

在宅避難

| |

より以前の記事一覧