2020年9月16日 (水)

このメッセージは"重要度 - 高"で送信されました。というメールを送る「純粋」な人たち

今日もこんなヘッダー付きのメールが届く。
このメッセージは"重要度 - 高"で送信されました。

▼Outlookでの操作
メッセージ タブ
重要度 高 をクリック

しらべてみたところ、数秒の操作で設定できる


この一行のメッセージに「筆者」がどんな思いを込めたかはひとまず置いて、受け取った「読み手」はどう取るだろう。

1,急いでいます。早めにご対応をお願いしたいです。大切な内容ですから読み飛ばさないでください。

2,急ぎなので早めに対応してよね。大事な内容だから、きっちり読んで対応しろよ。

受け取り方は、このいずれかだろう。
1,の場合、急いであげよう。きちんと読もうという行動につながる。
メールの目的は、読み手に誤解のない「理解」と正しい「行動」をとってもらうこと。目的を達することになる。

2,の場合「何様だ?」と憤慨する。
一応、行動はとるだろうが、しばらくほったらかすかも知れない。
何よりも「上から目線」のヤツ「筆者」に対する「不共感」が残る。


「読み手」がどう受け取るかは「筆者」との上下関係にも左右される。
「筆者」が上司や目上の人ならば「1」でとる人が多いだろう。
「筆者」が部下や目下の人ならば「2」でとる人が多いだろう。


よほどの「自己中」か、自らの権力に酔っている人でない限り「筆者」がこの機能を使う意図は「純粋に重要度が高いと思ったから」だと推察できる。
それを額面通りにとらず、悪くとる方が悪い。根性腐れだ。と「筆者」はいうかも知れない。
実際に「純粋に重要と思ったからです」と堂々と自らが「純粋」だと言い放つ人もいて大変気持ち悪い。

いつの世もこの「純粋」はくせ者だ。
本当に「相手の気持ちがわからない人」に悪気はない。
「純粋に」人を傷つける。
「純粋に」相手の気分を害す。
「純粋に」と言い訳されると、返す言葉を失ってしまう。

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2020年6月 8日 (月)

セールスのメールを送るならば、本物であるという証明が必要だ

見知らぬIT事業者(以下「A社」)から届いたメール
「【A社News】都道府県別 自治体・企業 コロナ状況」
そこには興味をそそられる「情報」のタイトル、URLが列記されている。
ぜひ、その「情報」を知りたい。URLをクリックしたい。
だが「情報セキュリティ」という枠組みが僕を立ち止まらせる。


あの時のセミナーで登壇した業者かな?
資料をダウンロードした業者だろうか
想像力を働かせる
恐らく大丈夫だろう・・


これが、一番ダメな人だ
きっと、世の中の多くの人がダメなのだと思う。
別に人格を否定しているわけではなく、標的型攻撃メールに対してはダメだということだ。

標的型攻撃メールとは、情報の詐取を目的として送られるメール。
警察庁の統計によると、その犯罪件数は急角度の右肩上がりで伸びている。
その多くは企業をターゲットにしたものだが、最近は個人をターゲットにしたものも多い。

かつて、個人を対象にしたものはフィッシングメールと呼ばれることが多かった。
フィッシング(phishing)とは銀行やクレジット会社を装い、個人の金融情報を聞き出す手法のこと。
元々は「fishing」(魚釣り)になぞらえていたが、手口が巧妙化(sophisticated)したことで、phishing と表記されている。

amazonのパスワードが盗まれました
佐川急便の荷物が戻ってきました
docomoに不正なアクセスがありました

思わず、もしかして、何らかの犯罪に巻き込まれたか?と訝しむメールが多い。
個人対象に金融機関以外を名乗るメールは「フィッシング」と呼ぶよりは「標的型攻撃」と呼んだ方がいいだろう。


セールスのメールを送るならば、本物であるという証明が必要だ

受信者にとって有益な「情報」を用意し、提供し、そこから信頼関係が築けるかも知れない。
せっかくの取り組みが画竜点睛を欠いている。
それは「私は悪人ではありません」という証明である。


「標的型攻撃」か否かを見分けることができる、ただ1つのポイントは、そのメールに「心当たり」があるか?だ。

今回、届いたメールについて
僕は「A社」に「心当たり」がない。
しかし「2020年1月23日、大手町**で開催された△△セミナーにて■■のお話をしたA社です」と書いてくれれば「心当たり」が出てくる。
そこまで素性が分かれば、あとは「Google先生」にA社の確認を取ればよい。
リスク要因としてはセミナー主催者が、セミナー参加者の情報を転売した、あるいは詐取されたということが残る。
そこは、リスクとメリットのトレードオフである。
自分で判断する。

しかし「心当たり」の情報がないメールは、残念ながらURLをクリックすることができない。
安心して開いた「情報」が有用ならば、業者のメールでも、もらった人は嬉しい。

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2020年6月 7日 (日)

「業者のメールでも、もらった人は嬉しいものですよ」

今から23年前、サトウさんに言われた言葉が頭から離れない

「業者のメールでも、もらった人は嬉しいものですよ」

当時はインターネット創生期
ECを担当していたサトウさんの言葉だ。

知人・友人からもらうメールというのは限られているから、業者からのメールでももらった人は喜ぶはず、というのが彼の言い分だ。

僕は反論しなかったが、心の中で彼を軽蔑した。
業者から届く売り込みのメールが嬉しいだと?
そんな訳ないだろ!
そういう消費者を嘗めた考え方で、うまくいくわけがない。

結果的に、彼の事業はうまくいかなかった。
数年後、彼は去って行った。
ただ、彼の言葉が23年経った今も忘れられない。
業者からのメールが届く度という訳ではないが、10日に1回は思い出す。


最近、届くメールの中に「おっ」と想うものが増えている。
この日はこんな件名のメールが届いた。

「【***News】都道府県別 自治体・企業 コロナ状況」

***には会社名が入っている。恐らくIT事業者だと思われる。


(以下、引用ただし一部手直し)

<お断り>
本メールは、弊社営業経由でご案内させていただいたお客様へ、
COVID-19関連最新情報をお届けしております。
本メールがご不要の場合は、メール末尾のURLよりお手続きお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最新情報をお届けします。
貴社の感染症対策本部における情報収集活動の一助になりましたら幸いです。

「情報」の件名
「情報」のURL

(引用終わり)

「情報」は10個以上が列記されていて、どれも、中身を見てみたいと興味をそそられる件名がつけられている。
もし僕が経営者からコロナについてのとりまとめを求められる立場ならば、とても、ありがたい。
全部、クリックしたくなるだろう。


「情報」のURLはその会社のドメインの末尾に乱数が付いたもの
恐らく、boxなどのネットワークストレージに置き「URLを知っている全員に公開」設定にしているのだろう。


過去に名刺交換した会社であれば、その社名に見覚えがある。
だが、セミナーを受講した。あるいは、その資料を後日ダウンロードした人に送られてくるメールの場合、社名に見覚えがないことが多い。

つづく

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2017年12月 8日 (金)

あなたのメールが迷惑メールに入っていました

「あなたから届いたメールが迷惑メールフォルダーに入っていましたよ」
そう指摘を受けた場合、知らせてくれたことに謝辞を述べたうえ、メールの本文、署名を見直す。

これが、現代における正しい対応である。


それはいま流行の「神対応」というほどのことではない、ごく当たり前のことだ。
もしも、この対応を誤ると、あなたの株は下がる。
例えば、あなたの株価が100円だったとすると「10円安」くらいにはなる。


・おかしいな、他の人からは言われたことないよ
・何も悪いことしてないよ
・あなたのメール振り分けがおかしいんじゃない?
・そういうこともあるから、迷惑メールフォルダーは時々確認してくださいよ
・それがなにか?

このような「くず対応」は「使者を撃つ」行為と言える。
せっかく、老婆心(老爺心?)ながらと進言してくれた人に「俺様に向かって上から目線で忠告するなんて10年早いよ」と言っているに等しい。

「自己保身の反論」をされることを快く思う人は少ない。
そんな「くず対応」をすれば、次からもう二度と言ってもらえない。


忠告してくれる人は信念に沿って生きている人だ。
「嫌われる勇気」を持って、他人に厳しくする。
そういう人は、自分にも厳しい。
(まれに他人にだけ厳しい人もいるが・・)

ただし、そんな「勇者」は少ない。
人口比率で言えば、日本人の3%程度ではないだろうか。
あとの97%の人は「事なかれ主義」
誰もが機嫌良く生きたいと思っている日本で、人間関係にさざ波を立てることは禁忌と銘じている。


あなたのメールが、送信相手の迷惑メールフォルダーに入る。
それを迷惑メールフォルダーから発掘した相手は、なにが原因だろう?と考えてみる。
大抵は署名に宣伝のURLを書きまくっているのが原因だ。
「でも、どうせ問題意識は持っていないんだろうな」と独りごちて、既読スルー。
「セキュリティの低い人」というレッテルを貼って終わり。


こうして、知らないうちに「セキュリティの低い人」という評価を固めていく。
それは、誰からも進言してもらえない意固地な人という評価でもある。

しらべる

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2017年9月19日 (火)

届いていなかったはずのメールが、いつの間にか届いている メール送信日時の詐称

**日にメールした件ですが
もう2週間になります。
その後、いかがでしょうか。

やんわりとしているが、毅然とした語調のメールが届く。

いや、何も積み残した案件はないはずだが・・
そう思って、受信トレイを開き、指摘された2週間前をみると、確かにそこにメールがある。
返信も転送もした形跡がないままで


申し訳ありません
見落としていました
そう詫びるしかない。
事実はそのようにしか、解釈しようがない。


だが一通り、処理とお詫びを済ませた後で、腑に落ちない違和感が残る。
未処理のメールは一度開封した後に
[Ctrl]+[U]
で未読の太字表示に戻しておく。
そうしておけば、抜け漏れがない。



届いていなかったはずのメールが、いつの間にか届く。
送信側がそれを実現するには、以下の方法がある。

▼タスクバーの時刻表示クリック
▼「日付と時刻の設定の変更」クリック
▼[日付と時刻の変更]クリック
▼日付、時刻を変更
▼[OK]
▼[OK]
▼メールを新規作成して送信

その後、パソコンの時計を元に戻しておく。

詐称した送信者の「送信済みアイテム」では、詐称したメールは詐称日時の場所に置かれる。
従って、パソコンを調べられても、詐称の証跡はない。

ただし、メールサーバーのタイムスタンプで相手に届けるメールシステムでは、この手は使えない。
利用しているのが、セキュリティ対策が施されたメール事業者ではムリだ。



「後から沸いてくる」メールが、何度となく続いた後
ある人に限って、それが続いていることがわかった。

その相手が使っているメール業者(メールシステム)は、セキュリティ対策などがない、ごく一般的なもの。


不審に思い「メールが来ていないことを確認した日時」をメモするようにした。
その後、同じことが続いたところで、返信にやんわりと言葉を添えた。

「*日*時に確認した時、このメールは来ていなかったようです。過去にも数回同様のことがありました。なにか、メール送信の不具合でもありましたか?」

それ以上、追い詰めない
身に覚えがあるならば、次からもう「沸いて出るメール」はなくなるだろう。


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2017年6月18日 (日)

ツィッターのアイコンが四角から丸くなった理由

仲間のtweetでツィッターのアイコンが丸くなったことを知った。
そのtweetはキングジムの公式アカウントが「丸くなったことを憂えている」内容。
どうやら突然のツィッターの仕様変更により、あの真四角のロゴの角が削れてしまったらしい。
僕が見た時には既に対応完了のtweetであり、キングジムの四角いロゴが正常に表示されていた。
6月16日、ツィッターがUI仕様を変更。
それまで四角だったアカウントアイコンが丸くなった。
パソコンではアクセスした途端に変更されていた。
スマホのツィッターアプリでは、Updateを経て変更された。
"四角さがトレードマーク"
"四角を前提にしたアイコン"
これらのアイコンを掲示している企業のSNS担当者にとって、6月16日(金)はてんてこ舞い舞いの1日になったようだ。
企業では公式アカウントのSNS担当部署が決まっている。
広報部署が担当しているケースもあれば、営業部、企画部門、はたまたIT部門(WEBチーム)が担当している場合と様々。
ただ、ロゴの意匠に変更が必要になることは誰も想定していない。
6月16日のうちに「デザイン変更」「広報部署の承認」までできた会社は、風通しがよい会社と言える。
変更しないまま土日の休みに入ってしまった会社は、何事もなおざりな会社か、ノリの悪い会社ということになる。
さて、しらべるのツィッターアカウントもなんだかおかしなことになっていた。
基本的に画像ファイルというのは丸いものなので、本来のアイコンは以下のような四角いもの


ところが、ツィッターのアイコンが丸くなったことで「でこすけ」の文字が削られて「こす」しか見えていない。

これでは「たこすけ」なのか「ここすとあ」なのか「らこすて」なのかわからない^^;)
1.まずエクセルに画像を読み込む
2.背景を広くとってトリミング
3.保存
これをツィッターに差し替えアップロード
1.ツィッターで自分のアカウントにアクセス
2.アカウント名をクリック
3.(プロフィールを編集)クリック
4.プロフィール画像を変更 クリック
5.保存しておいた画像をアップロード
6.大きさを調節
7.[適用]
8.(変更を保存)
これで「でこすけ」の文字が読めるようになったが、四角を前提に造ったアイコンなので足下の絵が切れているのが不自然だ。

いずれ、画伯に描いてもらった原画から作り直さなければならない。
さてツィッターがアイコンを丸くした理由だが、インスタグラムが「四角」なので、なんとなく丸くしてみたのではないかと推察している。

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2016年9月30日 (金)

しらべる ホームページ引越作業記録

ニフティへの手続きは15分程度で終わり、およそ17年つづいた http://homepage1.nifty.com/silabel/ は、実にあっさりと新URLに移行しました。


つづいては、全ページの書き換えです。
しらべるはページ内にしらべる内関連記事のリンクを書いています。
これを書き換えておかないと、せっかく新URLに来てくださったユーザーを、わざわざ旧URLへ、そしてトップページへのリダイレクトという、まさに「迷路みたいなホームページ」になってしまいます。

このような作業は前もって、時間にゆとりをもってやっておきたいところですが、ドメインが決まらないと作業ができません。
.o.oo7.jp/
の部分が確定してからでないと、とりかかれないわけです。


この作業はいつもお世話になっているフリーソフト「Devas」で行いました。
このツールがなかったら、しらべるのような1万を超えるページの集合サイトは運営できないと思います。
1度作ったあと塩漬けならばできますが、定期的にレイアウト変更や、見やすくするための改善を「一気に全ページに施す」時には「Devas」は欠かせません。
このソフトが他と違って秀逸なのは「改行した文書」を置き換えることができる点です。

Devasを使って、ドメインの書き換えは短時間で終わりました。
それをアップロードするのは、けっこう時間がかかりましたが。

つづいて同様の作業が、ブログ「しらべるが行く!」にも必要です。
こちらは本番上を書き換えるので、ちょっと緊張しましたが、事故なく終えることができました。
ニフティのココログ環境は、まずまず安定していると思います。


最後は「Googleカスタム検索」ページ内のキーワード検索です。
これは想定外。
引越してみて初めて、作り直しが必要とわかりました。
ただしGoogleの操作画面はわかりやすく、すぐに作業が終わりました。


ここまでで、ユーザーの方から見える部分は終了です。
残るは自分のパソコン環境。
ATOKの「単語登録一括変更」です。

しらべる内関連記事のハイパーリンクタグを記述する作業を効率よく行うために、ほぼすべての記事は単語登録しています。
従って、その登録語にはすべて旧ドメイン http://homepage1.nifty.com/silabel/ が入っています。
それを新ドメインhttp://silabel.o.oo7.jp/ に変える必要があるわけです。


この作業は簡単にいうと、以下の4ステップです。
【1】現在のユーザー辞書書き出し
【2】【1】のファイルで旧→新書き換え
【3】ATOKユーザー辞書のクリア(初期化)
【4】【2】のファイルを読み込み

詳しくは以下にまとめています。

構想9ヶ月、作業は1日で無事終わりました。
これからまた、かつてのPVに追いつき、追い越せるよう、皆さんの役に立つ記事を作っていきたいと思います。
これからも、しらべるをよろしくお願いします。

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2016年9月29日 (木)

本日15時終了 ニフティホームページサービス

2016年9月29日、本日15時をもってニフティの @homepage サービスが終了します。

・・・はずでしたが、終了日のわずか三日前になって、ニフティは「終了の延期」を発表しました。
新たな終了日は 42日間延期して、11月10日15時。
もう少し早く言ってくれれば、そのマージンで、できることがあったのですが・・


しらべる開設以来 http://homepage1.nifty.com/silabel/
というURLで17年近く続けてきました。

しらべるのコンテンツは既に先日、引越を終えています。
新しいURLは以下の通りです。

URLが変わると言うことは、Googleなどの検索エンジンからみると「まったく別物」のウェブページであり、過去17年の実績はすべてクリアされてしまいました。

引越後、ここまでの状況は予想を遙かに超える惨憺たる状況です。
これまでは、あるキーワードで検索すると1番目に表示されていた人気コンテンツも、Webのカオスの中に沈んでしまいました。
だからといって、過去のことを悔やんでいても仕方がないので「へぇそうなんだ~」と泰然自若を決め込んでいます。


さて、今回の引越ではどのような作業を行ったか。
簡単にご紹介します。
(この話が参考になる方は、あまりいないと思われますが)


まず始めにコンテンツのバックアップ
自分のパソコン(ローカル)にすべての最新版HTMLファイルがあることを確認。

つづいて、ニフティの引越手続き。
ニフティが引越用に用意したホームページサービスに申し込み。
その場でドメインを選びます。
.o.oo7.jp/
の部分です。
かなり選択肢が豊富でしたが、文字数が最も少ないものを選びました。

この手続きをすると、コンテンツは自動的に新環境へコピーがとられました。
これについては、確実な作業が手間をかけずにできたので、とても助かりました。

つづいて「移転通知」機能です。
誤算はここでした。


@homepage サービスが終了することは2016年1月にはわかっていたので、1月末には懸念されることをニフティに問い合わせたのです。
それが「移転通知がどのように行われるか?」でした。

自分としては、1つ1つのウェブページから、同じページにリダイレクトしてくれなければ「移転通知」の用を足しませんから、そのようにリダイレクトされるかを尋ねたのです。

ニフティの回答文面を公開するわけにはいきませんので、概要をいうと「ご安心ください。リダイレクトされます」というものでした。
この回答はありがたかったです。
そうならば、ユーザーを迷わせることなく、新URLに誘致できます。


ところが、実際には「リダイレクトはトップページに対して」だったのです。
仮に「加藤眞由儒」というキーワードでGoogle検索すると、旧ページがヒットします。
ユーザーがそこをクリックすると「移転しました」のメッセージが出てからリダイレクト。ところがその先には http://silabel.o.oo7.jp/ のトップページが待っている。
これでは、ユーザーは「なんなんだ?このサイトは」と思うでしょう。

そして、数日後にはそのキーワードで旧アドレスもヒットしなくなりました。

つづく

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2016年4月15日 (金)

わが心の期日指定メール

期日指定メールを外すことにした。
それは、ニフティのメール・オプションサービス。

ニフティのWEBメール(ブラウザーで読み書きするメール)画面で送信の操作をする。

メールを一通り書いたあと、画面下にある「送信日時」にチェックを入れると、日時の窓が開く。
そこに月日時間を指定して、送信する。




4月20日1時を指定した場合、そのメールは一旦「期日指定」フォルダーに入る。
設定した日時までに内容を修整することもできるし、送信を取り消すこともできる。
設定日時になると、相手に送信される。

@niftyがまだパソコン通信「Nifty-Serve」だった頃は、メールのヘッダーに「sdate:960401」のように指定すると、年月日指定で送ることができた。
当時はまだ20世紀だったので、西暦を末尾2桁で表現するシステムが主流だった。



この機能で一番の思い出は、2週間の海外出張の間、担当事務の女性に毎日ファックスを送ったことだ。

出張といっても、その間ずっと洋上にいる仕事。
当時、携帯電話は持っていたが、海外では使えなかった。
メールは「パソコン通信」ユーザーが個人的に使っていたが、会社では使われていない。
従って、送り側は「期日指定メール」受け取り先は「FAX」という組み合わせになる。

ニフティのメールはヘッダーに「f:電話番号」を記述することで、ファックス送信ができたのである。

予め、その日立ち寄る港での出来事や、船の上での生活を空想でしたためた原稿を2週間分「期日指定」しておいた。


帰国してから、届いたファックスを見せてもらった。
タイムスタンプはいずれも明け方。
彼女はそれを家宝のように大事にとっていてくれた。
毎朝、僕がそれを送信していると信じて疑わなかったのだ。

遠く異国の洋上、船の中にあるファックスの機械から送信ボタンを押している僕の姿を想像していたのだろう。



パソコン通信時代は「無料」だった期日指定メールは、プロバイダーサービスに移行後は毎月「100円」になった。

もう、通信環境のない所に出かけて、誰かにFAXを送ることもない。
Googleカレンダーがパソコン、スマホで同期できる現在、自分へのリマインドメールはもう要らない。
それでも100円を払い続けたのは、通常のメールソフトでは実現できないこの機能に「100円分」の夢があったからだろう。


最近、支払い明細を見る機会があって「100円」払っていたことを思い出した。
いくら夢があっても、さすがに忘れているものにお金を払っていては金運が落ちそうだ。外そうと思ってニフティの中をしらべると、どこにも解約の入り口がない。
問い合わせたところ、メールでのみ受け付けているとのこと。
申し込むと即日停止。
日割りはないので、月末まで待って手続きをすることにした。



本を片付けていて、つい読んでしまうことや、写真を整理していて見入ってしまうことがある。
今回も、こうして書いているそばから、やっぱり外すのはもうしばらく様子を見たくなってきた。
残された半月で、なにか新しい使い途がみつかるといいのだが。


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2016年1月14日 (木)

もしもネットの友達が死んだら

もしもネットの友達が死んでも誰もわからない。
ふとした時に「最近、音信不通になったな」と思うくらいだ。

ツィッターのつぶやきがない
FACEBOOKの更新がない
mixiに書き込みがない

でもそれくらいでは、気づかない。
これまでに消えていくネット友だちを五万と見てきた。

でも、黙って消えるような人だったかな
ある日ふと、そう考えるが、すぐに「まぁいいか」と独りごちる。


自分が死んだらそのことは、伝わるだろうか。
もう16年も毎日、ブログとウェブページをアップロードしているから、途切れた時には「なにかあったのか」とわかりやすいかも知れないが、そういう人は世界中に1人しかいないので置いといて、いわゆる一般的なネット住民だったとしてだ。


「最近、音信がないのですが、お元気ですか?」
そう言って自宅に電話するのは難しい。
年賀状をやりとりしていて、自宅の電話番号を知っていることもあるだろうが、だからと言ってかける人はまずいないだろう。
市役所の見守り課の職員じゃないんだから。


ネット仲間で勤務先を知っている人がいたら、それとなく会社に探りの電話を入れてくれるかも知れない。
「サトウさんいらっしゃいますか?」
そう言うだけでいい。

死んでいたら、ありのまま「サトウは去年の12月に亡くなったのですが、どちら様ですか」と言ってくれるだろう。
そうしたら「友人のスズキという者です。最近、音信がなかったので失礼ながらお電話しました」と返せばいい。


こうしてサトウさん死去というニュースが生まれる。
情報提供者のスズキさんは、交流していた「UFO研究コミュニティ(例です)」に書き込む。

「最近、サトウさんがご無沙汰なので、勤務先にそれとなく電話を入れてみたのですが、去年の12月にお亡くなりになったのだそうです。(中略)ご冥福をお祈りします」


こうして、死去のニュースはネットに載った。
「訃報がネットを駆け巡った」という言い方があるが、ここではニュアンスが違う。
駆け巡るかというと、個人の死はツィッターなどで拡散するには馴染まない。
ただ、1コミュニティに「載った」だけである。


ネット住民の「個人の死」という情報を公式に拡散させる場所の候補として「本人ウェブページ」「本人ブログ」そして「FACEBOOK」「ツィッター」の本人アカウントがある。

ただし「ウェブページ」「ブログ」のほぼ全ては、本人以外がアカウントにログインできないだろう。

「FACEBOOK」「ツィッター」もそれは同じだが、コメント、リツイートなどの書き込みで、その情報を載せることはできる。

では、このような他人が勝手に書き込む本人の訃報というのは、どのように受け止められるだろうか?
まず言えるのは、信憑性が低い。
悪意のあるイタズラととれなくもない。

「それって本当ですか?」
「会社に確認しましたから間違いないと思います」
といった本人不在のやりとりを本人が望むか・・
といったことはこの際置いておく。

私はお墓には居ませんと言い張る歌があるくらいだから、本人の気持ちを類推すること自体が不毛だ。


そこで考えることは 「本人の死」という情報の「代理アップ」は目撃する者に、どのような感情をもたらすかだ。

消えていくネットの友だちは、ただ生きている言霊のまま、心に生き続けることを望む人。
あくまでニュースとしての「死」を知りたい人。

この二つの大きな流れのどちらが主流か?
今後、議論になっていくことだろう。


1990年代に入り、NIFTY-Serveで幕を開けた日本のネット社会。
インターネットが世に出て、掲示板ができ、SNS内のコミュニティが栄え、そして廃れた。
その始まりの頃、30代だった人は50代になった。
男性の平均寿命が80歳だから、これから30年のなかで、新たな議論が起き、そして、新たなマナーが生まれると推察する。

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