2024年3月24日 (日)

北陸新幹線延伸の歴史はマラソン新設の歴史「ふくい桜マラソン」で47都道府県にマラソンが出そろう

2024年3月16日、福井県に初めて新幹線が乗り入れた。
北陸新幹線は北陸経由で東京 - 大阪を結ぶ取組。


■北陸新幹線延伸の歴史

1997年10月1日
高崎-長野 間開業
当初、東京-長野間は暫定的に「長野新幹線」と呼ばれた

2015年3月14日
長野-金沢 間開業
東京-長野間の呼称も暫定の「長野新幹線」から「北陸新幹線」に統一された

2024年3月16日
金沢-敦賀間開業

2046年(予定)
敦賀-新大阪 間開業
※未着工


北陸新幹線延伸の歴史は、開業に合わせて新たなマラソン(42.195km)を登場させてきた歴史でもある。

■北陸新幹線とマラソンの歴史

1999年4月18日(新幹線開業の翌年)
第1回長野マラソン(長野市)
1998年の長野冬季五輪を記念して、1998年まで41回を重ねた「信毎マラソン」を引き継いで始まった。ど素人には厳しい「5時間制限」だが、全国屈指の人気大会となっている

2014年5月25日(新幹線開業の前年)
黒部宇奈月温泉を最寄駅とする「カーター記念黒部名水ロードレース(ハーフマラソン)」がマラソン(42.195km)競技を加えて「黒部名水マラソン」となった
ちなみに「カーター」の由来は、YKK(ファスナーメーカー)の創立50周年記念式典にジミー・カーター(米国大統領)が来たことを記念。1984年5月22日に第1回となるジョギング大会を開催した

2015年11月1日(新幹線開業の年)
第1回富山マラソン
富山県には従来から神通川河川管理道路を3周する「とやま清流マラソン」(5月開催)があったが「公道を走る」というマラソンの定義に沿った大会は初めてだった

2015年11月15日(新幹線開業の年)
第1回金沢マラソン(金沢市)
北陸新幹線開業の記念大会として始まり、その後も存続している

2024年3月31日
ふくい桜マラソン2024(福井市)


福井県のマラソン開催は、2009年で終了した「チャレンジ九頭龍(くずりゅう)マラソン」以来14年ぶり。
「ふくい桜マラソン」の開催により47全都道府県にマラソンが出そろうことになる。

長くマラソン出場を趣味にしているランナーにとって「47全都道府県制覇!」は大きな夢だが、これまでは走りたくても大会がない「マラソン未開催県」があった。


■ふくい桜マラソン
プロランナー大迫傑が大会プロデューサーを務めており、ランナー目線の斬新な取組がみられる。
ふくい桜マラソンの公式サイト

■大会概要
制限時間:7時間
エントリー方法:先着順
定員:13,000人(一般枠4,500人)
参加料:14,000円
スタート時刻:第1ウェーブ 8:30/第2ウェーブ 8:40

□コース
コース軌跡を上空から見ると恐竜のカタチになるGPSアートマラソン
福井県は恐竜化石の発掘に力を入れており、勝山市に2000年に開館した福井県立恐竜博物館がある
スタート/ゴール:福井駅前・大名町交差点/片町入口交差点付近

□ペアリレーを実施
42.195kmを2人のランナーがリレーするペアリレー種目を開催
去年、横浜マラソン2023で行われて新たな層を開拓。横浜マラソン2024ではペアリレーの定員を150組→300組に倍増させる。
コロナ禍による「マラソン出場人口」減少に伴い、出場ランナー獲得に苦戦している大会は、ぜひとも種目に追加していただきたい。


■ふくい桜マラソン 時系列の記録

2019年4月
「福井で、みんなでフルマラソン委員会」が試走会実施

2022年1月7日
ふくい桜マラソン2024開催発表(2023ではない)

2023年春
*当初の開催目標
当初は2022年に予定されていた北陸新幹線の敦賀延伸が2024年に延期されたため計画が先延ばしになった

2023年6月30日~11月15日
一般エントリー
2023年6月30日~11月10日
スポーツボランティア募集期間(定員先着3,500人)

2024年3月16日
北陸新幹線金沢 - 敦賀 間開通

2024年3月31日
号砲


関東から新幹線で福井に乗り込む「旅ランナー」も少なくないだろう。
ランナー、沿道の観客、スポーツボランティアの皆さんにとってほどよい好天と、ランナーの皆さんの好レースを祈る。

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2024年3月 1日 (金)

東京マラソン2024EXPO 今年も外国人ランナーが多い理由

うるう日の2月29日、東京マラソンEXPOに行ってきました。
スポーツボランティアのユニフォーム一式を受け取るためです。

僕がスポーツボランティア・デビューしたのは2007年の「第1回東京マラソン」
その時のボランティア受付会場は東京ドームでした。
第2回以降は東京ビッグサイトに場所を移し現在に至っています。


去年のEXPOは外国人で溢れていました。
ランナー受付をして会場から出てくる外国人
椅子じゃないところで座ってくつろいでいる外国人
そして、EXPO会場の中も外国人・・・

その理由は、コロナ禍により入国できなかった出走権を持つ外国人ランナーが大挙2023年大会に押し寄せたからでした。
権利を持ち越せるのは今年の2024大会まで。
ただし、ほとんどは2023大会で権利行使したと想われ、今年は去年より外国人比率は下がるだろうとみていました。


ところが予想は外れました。
今年もEXPOは外国人一色でした。
もちろん、働いている日本人ランナーは土曜日に集中するため、相対的に木曜・金曜は外国人比率が上がるのだと想います。

それでも去年もEXPO初日(木曜)に来た時と「外国人の多さ」は変わっていませんでした。
それでも、去年と違う点が2つありました。

1.地べたに座り込んでいる人がいない
2.メダルを首からかけている人がいない

去年は施設内そこらじゅうの地べたに外国人が座っていました。
メダルは(一般の部が)開催されなかった2020年大会のメダルを、権利移行者に配ったもの。

これだけの外国人がいて、メダルをかけていないということは"外国人が多いことが標準になった"のだと推察します。

その理由は「アボット・ワールドマラソンメジャーズ」
東京・ボストン・ロンドン・ベルリン・シカゴ・NYCの6大マラソンを制限時間内に完走すると Six Star メダルがもらえます。

EXPO会場1階には「アボット・ワールドマラソンメジャーズ」ブースが出展しており、オリジナルグッズ販売に多くの外国人が詰めかけていました。

2023(第17回)の外国人参加者は 11,730人(全体の30.7%)
2024(今回)の数字もそれに近いのではないかと推察します。
世界6大会を制覇する人たちが、どのような層であるかを考えれば、東京マラソンは東京の国際競争力を高めることに貢献し始めたのだと想います。


asicsブースは今年も大行列。
去年は1時間待ちで断念。今回も45分待ちでした。
なにかノベルティを配っているわけでもなく、大会記念グッズが皆さんのお目当て。
自分自身過去2回出走して、それぞれ記念グッズを買ったので、買いたい気持ちがわかります。
ただ当時(2009、2017)行列はありませんでした。
木曜日の行列が45分でしたから、金曜・土曜とさらに列は伸びたのだろうと想います。
2025年以降asicsさんには会場を広げるとか、時間帯・事前予約のファストパス発行といった行列対策をお願いしたいと想います。


東京マラソン公式グッズショップは入店待ち時間は0分で入れたのですが、レジが大行列。
「買い物をしない方はこちら」出口から早々に退散しました。
ちなみに買い物をしているのは9割方が外国人でした。


東京マラソン2024は 3月3日(日) 9:10号砲
ランナーにとって、走りやすい、ほどよい好天の1日となること
ランナーの皆さんの快走をお祈りします。
今年も選手村仲間とボランティア、ゴール地点でお待ちしています。

ど素人!マラソン講座

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2024年2月25日 (日)

東京マラソン2024まで、あと1週間

第18回大会となる東京マラソン2024まで、あと1週間。
ランナーの皆さん、当選と出走おめでとうございます。


市民マラソンとしての「東京マラソン」がコロナ禍で中止されたのは「2020」のみ。
「2021」が延期されて2022年に2年振りに行われました。
従って2020年、2021年の2大会が中止。2022年より再開しています。


■コース「Ver.3」
2022年開催の「2021」で序盤のコース変更が行われ、第1回からかぞえて「Ver.3」のコースとなりました。
「Ver.3」では折り返しが追加されたため、理論上の最高速コースは「Ver.2」だったことになります。
今回は「Ver.3」で3回めの開催です。


■東京マラソン2024 時系列の記録

2023年6月26日
チャリティランナー申込み開始(定員5,000名)

2023年7月13日17:00
チャリティランナー申込み終了

2023年8月2日~10日
TOKYOプレミアムメンバーエントリー

2023年8月14日~25日
一般エントリー 応募者から 3連続落選>都民>一般 抽選

2023年9月29日
都民抽選 当落通知

2023年10月3日
一般抽選 当落通知

2024年3月3日
9:10 号砲

今回はコロナ禍からの復帰レースにしようと、ランナーとして応募していたのですが「落選」これで当選確率は「5分の2」となりました。その後、スポーツボランティアに「選手村仲間」でチーム応募。こちらは「当選」でした。


■東京マラソン2024の基本情報
制限時間:7時間
定員:37,500人(+10.7kmの部500人)
エントリー方法:抽選
参加費:16,500円
荷物預かり:有料1,000円

去年との大きな違いは参加費を値下げしたこと。初めて荷物預かりが有料化されたことです。いったい、どれだけのランナーが荷物を預けなかったか知りたいと想います。僕の予想は「5%」です。


■外国人レース?
昨年、東京ビッグサイトのEXPOを訪れた時「いつの間に外国人レースになったの?」と想いました。
「2023(第17回)」の外国人参加者は 11,730人(全体の30.7%)
その理由はゴール地点でボランティアをしていて、よくわかりました。

アボット・ワールドマラソンメジャーズ(←メダル画像あり)をコンプリート(完走)すると、とても存在感のあるメダルがもらえます。
2020年~2022年の間、コロナ禍で入国できなかったため、出走権を留保していた外国人ランナーが、その権利を使える最初の大会が「2023」だったのです。
とても重いメダルをかけてもらったランナーたちは、とても嬉しそうでした。

今回の「2024」はコロナ禍による権利移行対象の最終レース。
ただ、留保した出走権をいつ使うかの選択期間は 2021年10月20日(水)11:00~10月29日(金)17:00 でした。
多くの方は「2023」で権利行使したと想われ、今年は去年より外国人比率は下がるだろうとみています。


2024年2月28日~3月2日
スポーツボランティアのユニフォーム一式を受け取るため「東京マラソンEXPO 2024 」に行ってきます。
そこで、今年の様子をみてきて、ここに書きたいと想います。
去年は楽しみにしていた「asicsブース」が長蛇の列で入れませんでした。
今年は買い物客が入れるように改善されていることを祈ります。

ど素人!マラソン講座

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2024年1月 2日 (火)

箱根駅伝で選手が履くアルファフライ3 5分でわかるナイキ厚底の歴史

例年、箱根駅伝ランナーの多くが履いている「ナイキの厚底」

今回は多くの選手が、ケルビン・キプタムが2時間00分35秒のマラソン世界新記録を樹立した「アルファフライ3プロトタイプ」を履くことになりそうだ。

5分でわかる箱根駅伝のルール


■アルファフライ3とは?
一般ランナーの着用も想定した「ナイキの厚底」
ナイキ厚底 第4世代の第3作
価格:39,655円(通常モデルでは史上最高額)
発売:2024年1月4日(箱根駅伝翌日)

「ナイキの厚底」シリーズ歴代モデルで最軽量。
これまでの「アルファフライ」シリーズはフォア・リアフットが分かれていたが、これを初めて連結。
この靴を使用(2023年10月15日MGC 2時間6分13秒で3位)した大迫傑は「バランスが改善された」と語っている。

これまでも素人が履いていて、特にバランスが悪いとは感じなかった。言われて初めて「そんな気もする」という程度。そこが改善されたということで、より万人向けになったようだ。


■アルファフライ3 時系列の記録
2023年春
ナイキ契約選手がアルファフライ3の試作品を使用開始

2023年10月8日
シカゴマラソン2023 この靴を着用したケルビン・キプタムが2時間00分35秒のマラソン世界新記録を樹立

2023年12月11日
市販製品を発表

2024年1月4日
試作品にデザインが近い「プロトタイプカラー」発売
取扱:NIKE.COM、NIKEアプリ、一部のNIKE販売店
ここ数年、ナイキはMGCや箱根駅伝の同日・数日後に(大会で選手たちが履いていた)厚底の新作を発売している。


■「ナイキの厚底」の歴史

2013年6月
プレート入り厚底の開発が始まる

2017年7月20日
【第1世代】ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%1stカラー「水色」発売
全体的に耐久性が低く実用は200km未満だった。

2017年5月6日
breaking2(42.195km タイムトライアル)エリウド・キプチョゲ 2時間00分25秒

2018年2月25日
東京マラソン2018 設楽悠太 2時間6分11秒 日本記録更新

2018年9月17日
ベルリンマラソン エリウド・キプチョゲ 2時間1分39秒 世界記録更新 初めての1分台突入

2018年10月7日
シカゴマラソン 大迫傑 2時間5分50秒 日本記録更新

2018年9月
初めてのモデルチェンジ
【第2世代】ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット1stカラー「オレンジ」発売
フライニットアッパーのこのモデルは、靴紐を締めなくても走れるほどフィット感が高かった。

2019年7月
【第3世代】2019年7月発売 ヴェイパーフライネクスト%発売

2019年1月
第95回箱根駅伝でランナー230人中95人が履いた

2019年9月
MGC1位~3位を独占 出場選手の7割が履いた

2020年1月
箱根駅伝で84%の選手がヴェイパーフライを履いた

2020年6月
【第4世代】ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%発売

 ↓↓

■第4世代 アルファフライの歴史

2019年10月12日
エリウド・キプチョゲがウィーン開催の非公認公道レースで1時間59分40秒を記録
この時履いたアルファフライは「Zoom Airポッド」を挟む2枚のカーボンプレートが入っていたが、後に規制対象となった

2020年1月30日
世界陸連(WA)が新ルールを公表

2020年2月5日
NIKEが新ルールに適合したアルファフライを発表

2020年3月1日
大迫傑が東京マラソン2020で日本新記録

2020年6月2日
【第4世代】ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%発売

2022年6月22日
エア ズーム アルファフライ ネクスト% 2(アルファフライ2)発売

2022年9月25日
エリウド・キプチョゲがアルファフライ2を履いて ベルリンマラソン2022で 世界記録更新 2時間1分39秒

2023年10月8日
ケルビン・キプタムがアルファフライ3を履いて シカゴマラソン2023で 世界記録更新 2時間00分35秒

2024年1月2日・3日
第100回箱根駅伝 多くのランナーがアルファフライ3を履く見通し

2024年1月4日
アルファフライ3「プロトタイプカラー」発売


5分でわかる箱根駅伝のルール
箱根駅伝用語
箱根駅伝の歴史

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2023年12月 1日 (金)

「ペアリレー」はマラソン大会参加者減の救世主になるかも知れない

10月末に開催された「横浜マラソン2023」で、今大会より「ペアリレー」競技が新設された。
「ペアリレー」という名前から、なんだか甘い雰囲気を想起していたのだが、しらべていくうちにこれは「マラソン内の駅伝併催」なのだとわかった。

「ペアリレー」とは?
2人で襷をつなぐマラソン競技
・第1走者:スタート→中継地点
・第2走者:中継地点→フィニッシュ
・市民マラソンの1競技として行われる
・関門、ゴール制限時間などのルールは大会ルールを適用

横浜マラソン2023での「ペアリレー」
■開催日:2023年10月29日
■参加費 32,000円(2人1組)*一般ランナー20,000円
■定員:150組(300人)

・第1走者(約21km)
横浜ランドマークタワー前(スタート)→磯子スポーツセンター前(中継地点)
・第2走者(約21km)
磯子スポーツセンター前(中継地点)→パシフィコ横浜(フィニッシュ)

横浜マラソンのコースは2022年大会より、高速道路上の工程が11km→16kmに伸びた。
第2走者は中継所で襷を受け取ると間もなく杉田ICから都市高速に上がる。担当する21km中16kmが高速道路ということになる。


「横浜マラソン2023」の要項に「ペアリレー」という新種目をみつけた時、この趣向は他の大会では以前からあったのだろうか?あったとすれば「史上初」はいつ何処の大会だろう?という疑問がわいた。
生成AIや「Google先生」でしらべると、以下の大会でも"今後"予定されていることがわかった。


○高知龍馬マラソン2024
■開催日:2024年2月18日
■参加費:18,000円(2人1組)*一般ランナー13,000円
■定員:300組(600人)

・第1走者(約21km)
県庁前(スタート)→坂本龍馬記念館付近(中継地点)
・第2走者(約22km)
坂本龍馬記念館付近(中継地点)→春野陸上競技場(フィニッシュ)
*2人で走るのは42.195kmではなく "約43km"
*第1走者が競技を途中棄権した場合、第2走者は12時15分に中継地点から一斉スタート


○ふくい桜マラソン2024 *2024が初めての大会開催
■開催日:2024年3月19日
■参加費:25,000円(2人1組)*1人の場合14,000円
■定員:100組(200人)

・第1走者(約21.7km)
福井駅前・大名町交差点スタート ~ 森田駅前交差点付近(中継地点)
・第2走者(約20.5km)
森田駅前交差点付近(中継地点)→ 片町交差点付近フィニッシュ


「高知龍馬」「福井さくら」での実施は2024年であり、2023年10月の「横浜マラソン2023」が初めて「ペアリレー」を行ったマラソン大会と言えそうだ。

*マラソンの定義は「公道を42.195km(26.224マイル)走る陸上競技」
公道を使わない大会では、以下の大会があった。
2023年11月6日開催
第20回 大阪リレーマラソン2023 in 服部緑地(大阪府)
2人1組で42.195kmを走る

 

横浜マラソン2023では、ペアリレーランナーのナンバーカードに「ペアリレー」を表す襷をモチーフにしたアイコンがあしらわれ、実際に襷も掛けて走った。
中継所ではその襷を渡す。
制限時間までに第1走者が中継所に到達しなかった場合、第2走者は(一斉スタート襷を掛けて)一斉スタートする。まさに「マラソン内駅伝」

これまでにも「5km×4駅伝」といったランニング大会は行われているが、たいていは河川敷コースであり公道ではない。
箱根駅伝のように公道を封鎖して観衆が見守るなか「たすきリレー」する光景は感動的だ。
これまで、それを"見る"側だった「市民ランナー」がそれを"する"側に回れるのが「ペアリレー」

横浜マラソン2023では「ペアリレー」のエントリーが定員(150組300人)に達した(速報によると当日の参加者は227人)
当日の競技では「ペアリレー」のDNF(途中リタイア)はとても少なかった。


今回、横浜マラソン2023の運営側には新設ペアリレーに対する不安感があっただろう。
「過去にやったことがないことは、何が起こるかわからない」
だが一度やってみれば、自分たちが課題を乗り越えられることに気づく。

以下のような課題はあったものの、難なくこなせたものと拝察する。
・中継所の設営、運営
・DNS、DNFペアに対するリタイア受付の運用


「ペアリレー」は以下のような、これまでマラソン(42.195km)大会が取りこぼしてきたランナーを対象として取り込むことができる。
各大会は参加費を「一般ランナー」より割り増しで設定しており「客単価」を上げることにもなる。

1.陸上中距離競技者
横浜マラソン2023では上位成績者(10位まで)の大半が男性2人組だった

2.「フル42.195km はムリだけど、ハーフ21.09km なら」という市民ランナー
特に男女ペアで襷をつなぐというニーズを発掘できる

参加者減に悩む全国のマラソン大会主催者の皆さん「ペアリレー」種目開催をオススメします!

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2023年11月30日 (木)

「ランナー減少」「ボランティア不足」はランニング大会の二大課題

月刊ランナーズ2023年3月号に掲載されている山中伸弥教授の対談を読んでいて、急に長野マラソンを走りたくなった。
僕より1つ年下の山中教授が「今も自己ベスト(PB)を更新している」と言っていたからだ。

「マラソン自己ベストの平均年齢」という統計はないが、かつて「マラソンを始めてから5年」「46歳頃」といった論説を見たことがある。
自分はどうかと振り返ってみると、49歳で出したPBをもう何年も更新できていないことに気づいた。
それまで、記録が伸びない理由を「スタート時のトラブル」「悪天候」「手術明け」「コースの難易度」といったレース個々の要因に紐付けていた。
「ヒマになって走り込む距離が伸びればベストは更新できる」ものだと想っていた僕は、もうPBを追っかけるマラソンは終わっていたのだと観念した。


僕が引退レースと決めている「長崎平和マラソン」(2025年11月開催)前に、もう1度走りたいと想うのは「東京マラソン」と「長野マラソン」
先日「東京マラソン2023」の抽選で落選した時点で「長野マラソン」のエントリーが控えていたが「もう(制限時間)5時間は無理だろう」と諦めた。

最後に5時間を切ったのは2018年の「つくばマラソン」
あれから5年、コロナ禍を理由に走っていないこともあり、体力は大幅に落ちているはず。
それでも「距離を伸ばす」ことで、山中教授はタイムを詰めているという。
サラリーマン時代よりも練習に充てる時間は増している。「距離を伸ばす」だけならば僕にもできる。山中教授のように3時間台で走るわけじゃない・・・
ただ、走りたくなった時点で「長野マラソン」のエントリーから3週間が過ぎていた。


第26回長野マラソン(2024)の受付は以下のように行われている。

2023年10月14日(土)
出走権付き宿泊パック(先着200人)受付開始

2023年10月21日(土)
10:00~ RUNNETでエントリー(先着9,800人)受付開始
2024大会は電話エントリーがない
*前回大会は12月3日受付開始だった


ダメ元でRUNNETにアクセス>長野マラソンのページに進むと、なんとまだ[エントリー]ボタンが残っていた。
そうなると、あとは宿泊。「旅マラソン」ランナーが長野を走るには「エントリー」と「宿泊」2つの競走をクリアしなければならない。
長野市には善光寺という観光名所があり、4月の土曜日に宿を取ることはハードルが高いのだ。
結局、長野市内に空室が見つからず、エントリーは見送った。


2010年と2014年に出走した時、エントリーはその日のうちに完了していた。
全国の人気大会が「抽選」をおこなう中、長野マラソンだけは頑なに「先着」を守っていた。
「長野が大好きで毎年でも走りたい」というランナーにとって、これはありがたかった。
人気大会「長野マラソン」が1ヶ月(11月29日現在)経っても枠が埋まらないのは、昨今言われている「マラソンランナー減」を象徴している。


2020年より2年ほど続いた「コロナ禍」の間、中止または「オンライン開催」していた全国のマラソンは現時点でリアル大会を再開している。
だが、以前のような客足(参加ランナー)が戻らない。

山口県宇部市の「くすのきカントリーマラソン」は、2024年3月17日(日)に開催される第20回大会をもって終了する。
理由は「参加者の現象」「担い手(ボランティア)の現象」だろう。

ハーフマラソン以下をトップレースとする小規模大会も縮小が始まっており、いつもボランティア参加している大会は「参加ランナー減少のため、ボランティア募集枠も縮小」している。


「ランナー減少」「ボランティア不足」は今やランニング大会の二大課題。
そのうち「ランナー減少」については、先日参加した「横浜マラソン」に救世主となる取組を見つけた。

つづく

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2023年11月28日 (火)

THE NORTH FACEのウエアは回収 湘南国際マラソン

2023年12月3日(日)
第18回湘南国際マラソン(以下「湘南」)が開催される。

去年の第17回大会はコロナ禍で2020年、2021年の大会が中止となっていたため3年ぶりに開催だった。
その大会で画期的だったのは、世界で初めて「マイボトル給水システム」を市民マラソンに取り入れたことだ。
湘南国際マラソンの歴史

「マイボトルで走ろう」という呼びかけにより、ランナーは400ml以上の水量を携行できる容器(マイボトル)を持参。
給水ポイントは200mおき200か所(蛇口3,500)が設置された。
エイド(給水・給食)が比較的多い「横浜マラソン」で18か所だから、いかにその数が多いかわかる。間違いなく湘南は「エイド数世界一」のマラソンとなった。

前回は「400ml容量のマイボトルを満水にしてスタート」が競技規則だったが、今回は「必ず水分200ml以上が入ったマイボトルを携帯してスタート」に緩和される。


一般的なマラソンでは、エイドにはテーブルの上に水が入った紙コップが並べられていて、ランナーはそれをかっさらって取り、飲み終えるとマナーのいい人は設置されたゴミ箱へ、そうでない人はそのあたりに紙コップを投げ捨てていく。
何処にどう捨てようが捨てることには変わりなく、それらはゴミになる。

「マイボトル給水システム」を導入したことにより、昨年の湘南は8,000kgのゴミ削減に成功した。
*第18回湘南国際マラソンボランティア案内ハガキより

200か所設置される給水ポイントには、水が入ったタンクが並んでおり、ランナーはタンクの蛇口を捻ってマイボトルに自分で注ぐ。
一般マラソンのボランティアは、紙コップに水を入れて並べ、ゴミを集め・・という仕事をするが、湘南ではそういった仕事はない。

去年の17回大会では、給食のエイドは6か所設置された。
そこで出たバナナを食べた2人から感想を聞いたところ「生涯で一番美味いバナナだった」らしい。
ランナーの皆さんは、ぜひダマされたと想ってバナナをもらって欲しい。
(去年と同じバナナという保証はないけれど)


【第18回湘南国際マラソンの基本情報】

コース
▼スタート:西湘バイパス大磯西IC
▼江の島入口付近折り返し
▼ゴール:大磯プリンスホテル

湘南のコースは第1回が江ノ島発着だったが、諸事情により第2回からは向きが逆になって現在に至る。
とにかくひたすら海辺を行って帰ってくるだけの1WAYコースなので、気分が変わらないのが難点。
往路はずっと江ノ島が見えていて、復路は富士山。絶景も何時間もつづくと有り難みが薄れるし、対象が近づいてこないと「前に進んでいる」実感が持てなくて気分が淀む。視線を落とすと何処までも続くランナーの後ろ姿。
「高低差が少ない」「カーブが少ない」からタイムが狙える・・・
といった論評に対して「あんた、ここを走ってないだろ」と想っているランナーは少なくないと想う。
従って、沿道の応援の声が頼りだ。


開催日:2023年12月3日(日)
制限時間:6時間30分
スタート:9時0分(ウェーブスタートではない)
定員:19,500人
参加費:15,000円
スペシャルスポンサー:THE NORTH FACE


一方、スポーツボランティアの募集人員は3,300人(先着)
第16回は2,500人 第17回は3,220人
ただ昨年同様、今回も定員には達していないものと推察する。

東京マラソン2024のボランティア定員は10,000人。
それも定員を応募者が超えて抽選となる見通し。

東京マラソンが「走りたい人」だけでなく「ボランティアしたい人」まで抽選になる理由は、東京が「陽の当たる大会」つまり注目度が高いのと「招集エリア」にボランティア人口が多いためだ。

一方、湘南のボランティアが定員に満たない要因としては「地の利」のなさが大きい。
ボランティアは朝の6時、7時台に藤沢、平塚、大磯といった場所に参集しなければならず、東京都民の参加は限定的。事実上「招集エリア」は神奈川県となる。
活動場所が江ノ島付近ならば東京からでも参加できるエリアが増えるが、事前に場所の希望はできても「その地域限定」応募というのはできない。責任感の強いボランティアたちは、場所が遠いとわかってから「やっぱり行けません」とは言えないので、エントリーを躊躇している。

同じ神奈川県でも、10月開催の「横浜マラソン」の場合、東京寄りの横浜市開催なので、東京都も「招集エリア」に入る。2023年10月の大会では5,500人のボランティアを集めていた。


2023年6月20日頃、湘南ボランティアの前回参加者に案内はがきが届いたので、今回も選手村仲間を誘って参加することにした。

湘南のボランティアで特徴的なのは、ウェアが貸与であり活動終了後回収されることだ。
大半の大会では再利用しないので、その分多く費用がかかる。
参加する側としても、大会ロゴが入ったキャップ・ウエアを普段使いするのは難しく、溜まっていくか捨てている。

湘南の取組は理に叶っている。
ただTHE NORTH FACEファンの方には「ホントはもらいたい」という人がいるのかも知れない。
左胸にTHE NORTH FACEロゴ、右腕に湘南ロゴが入った緑のウェアは日の光に映えてカッコイイ。


当日は好天とランナーの皆さんにとっての好レースとなることを、お祈りしています。
沿道にお住まいの皆さんもぜひ、お誘い合わせのうえ、ランナーの応援にお越しいただければと想います。

ど素人!マラソン講座

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2023年10月20日 (金)

史上初? 「ペアリレーマラソン」を取り入れた横浜マラソン2023

(前の記事)
5分でわかる横浜マラソンの歴史2023

2023年10月29日(日)
横浜市内の名所と高速道路を走る市民マラソン「横浜マラソン2023」が開催される。
横浜マラソンは回次が西暦で表示される。「第*回」という表記はない。
これまで台風で1度(2017年) コロナ禍により2度(2020・2021年)中止となっており、開催されれば2015年の第1回から数えて 9年で6度めとなる。


■横浜マラソン2023

□時系列の記録
2023年4月3日
各枠とも一斉にエントリー受付開始(前年大会より23日早い)
2023年10月29日
8:30 号砲 15:00 レース終了


□トピックス
・3年ぶりに「ラッキー給食」が復活
・密集を防ぐために、前年は給水テーブルを参加賞Tシャツ色と連動して6つに分けていたが、今年は(ナンバーカードに記された)グー・チョキ・パーの3つに分ける。
・初めて「WEB受付」を行う。
横浜マラソンには、東京マラソンのEXPOのようなランナー受付イベントがない。今回初めてWEBでランナー受付を行う。


□コース
前年大会と変更なし
スタート:横浜ランドマークタワー前
ゴール:パシフィコ横浜
ゴール手前で女神橋(人道橋 2020年12月開通)を渡る
*長崎港に架かっているのは女神大橋

「名物」と言っていいのかは微妙だが、横浜マラソン最大の特徴である高速道路はコース中「21km~37km」の16km区間。2022年大会で「16km」に伸びたまま変わっていない。
この区間は一般立ち入り禁止のため、応援してくれるのはスポーツボランティアだけ。
ただし、ボランティアの役割は「給水」「コース監視」であり、高速上の16kmに満遍なく配置されるわけではない。
かなり長い間「風の歌」を聞き、仲間が踏み鳴らす「足音」を道連れに走らなければならない。時には靴紐を結び直して・・・

2022年大会ではコロナ禍プロトコルが残っており、沿道の応援と同様にボランティアも「声出し応援」は禁止だった(実際にどうだったかは別として)
2023年大会は沿道応援・ボランティアともに「声出し」について言及していない。事実上の解禁と言えるだろう。


□参加費
20,000円 *2022年大会よりこの値段


□定員:24,500人
一般枠:14,100人
女性ランナー優先枠:6,000人
地元(横浜市)優先枠:2,000人
地元(神奈川県民)優先枠:1,000人
ふるさと納税枠:100人(寄付額12万円以上)
チャリティ枠:400人
横浜マラソンチャレンジ枠:500人
ペアリレー:以下に記す


□ペアリレー
参加費 32,000円(2人1組) *1人の場合20,000円
150組(300人)

2人1組のリレーで42.195kmを走る「ペアリレー」はマラソン(公道大会)では史上初と想われる。
2人で襷をつなぐのは駅伝のようでカッコイイし、カップル参加ならばロマンチックだ。

第2走者が待機する中継地点は磯子スポーツセンター前(聖天川西側交差点)
横浜マラソンの公式サイトに各走者の分担距離は明記されていない。
コースマップで見ると、ランナーが杉田ICから高速道路(首都高横浜線)に上がる手前に中継所がある。
高速道路に(競技前の)第2走者が入ることができないための設定と想われるが、ちょうど中間点(21.0975km)あたりになりそうだ。

コース中に鎮座する高速道路は「21km~37km」の区間。第2走者の担当となる。
過酷な高速道路を回避するか(第1走者)
37kmから大声援を受ける「ビクトリーロード」を経てフィニッシュの爽快感をとるか(第2走者)


2023年10月29日
横浜マラソン2023に出場されるランナーの皆さん、好天と好レースをお祈りします。

ど素人!マラソン講座

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2023年10月19日 (木)

5分でわかる横浜マラソンの歴史2023

2023年10月29日(日)
横浜市内の名所と高速道路を走る市民マラソン「横浜マラソン2023」が開催される。
これまで台風で1度 コロナ禍により2度中止となっており、開催されれば6度めとなる。


横浜マラソンは2015年から始まった42.195kmの大会。
2007年に始まった「東京マラソン」が大成功を収めたのをきっかけとして、全国の政令市で始まった市民マラソンの一つ。

その取り組みは他とは一線を画するものが多く"10km以上高速道路を走る"というコースの特性上ハプニングや変更も多い。
その変遷の歴史を5分でわかる程度でお話したい。


■横浜マラソン2015
2015年3月15日開催
制限時間6時間
参加費15,000円は第1回大会としては史上最高額だった。

当時、各地の都市マラソンは東京マラソンの10,000円にヨコ並びで、それを超える大会はなかった。協定があったわけではないが、日本のマラソンに「抽選」を持ち込んだ人気大会の値段を超えるのは憚られたのだと推察する。
ただ、スポンサー収入・参加料収入共に「東京」に及ばない他地区では、利益を上げるために値上げしたいというのが本音だっただろう。

そこに横浜マラソンが一気にその壁をぶち破った。
横浜の名所を巡る魅力的なコースゆえ、定員を超える(抽選)ことは確実とはいえ、いきなりの15,000円には驚いた。
エントリーは定員を超えて抽選が行われた。

第1回開催後、コースが規定(42.195km)に対して距離不足だったこと、タイムは非公認となることが発表された。
原因はコース中に11kmの高速道路(首都高横浜線)を含むことに拠る。

マラソンコースの距離は専用自転車を使い事前に計測する。
だが日頃、高速道路には自転車が入れないため事前計測ができない。
やむを得ずレース当日、公道封鎖後に行った実測で不足が判明。コース修整はできなかった。


■横浜マラソン2016
2016年3月13日開催
参加費15,000円

横浜マラソンは「第2回」といった回数表記をしておらず、西暦年で表記される。
2015年大会開催前の時点で、スタート直後の道幅が狭く危険であることが指摘されており、この大会ではスタート地点がみなとみらい大橋に変更された。


■横浜マラソン2017
2017年10月29日(中止)

「春マラソン」の3月から「秋マラソン」の10月開催に移動したため、前回大会から1年7ヶ月の間隔が空いた。
大会は台風接近のため中止。
当時、台風による中止は珍しかった。コースの一定部分(10km程度)を占める首都高横浜線が海辺の風を受けやすい場所にあるためと思われる。


■横浜マラソン2018
2018年10月28日開催
制限時間が6時間30分に延ばされた
参加費15,000円

中止のために前回走れなかったランナーに優先エントリー権が付与された。
定員28,000人は大会史上最多


■横浜マラソン2019
2019年11月10日
11月第2週に移動
参加費15,000円
定員26,920人

初めて女性ランナー優先枠(10,000人)を設けた。
マラソン人口(マラソン大会出場人口)は男性比率がかなり高い。
女性限定マラソン「名古屋ウィメンズマラソン」と同日開催のマラソンが "ほぼ男子マラソン" になってしまったこともあった。
女性ランナー比率を上げるための賢明な策である。


■横浜マラソン2020
2020年11月1日 中止
参加費15,000円

コロナ禍により、同年2月下旬からすべての大会が中止を決めていた。
エントリー受付は行ったが当選者を発表することなく、5月8日に中止が発表された。


■横浜マラソン2021
2021年10月31日 中止
10月最終週開催に戻る
参加費23,000円 *8,000円値上げ
定員20,000人

定員を抑えたことにより大幅に値上げされた。
スタートをパシフィコ横浜に変更。
スタート直後の密集を避けるため、ブロック別時間差スタートに変更。
オンラインマラソンを併催。
コロナ禍の影響が残っており、7月30日に中止が発表された。


■横浜マラソン2022
2022年10月30日
参加費:20,000円 *3,000円値下げ
定員:23,000人

定員を若干戻した(増やした)ことにより、マラソンとしては珍しく参加費が値下げされた。
スタートをみなとみらい大橋から横浜ランドマークタワー前に変更。
初めて変更したスタート方式が運用された。走力順にスタート待機ブロックを設定し、待機ブロック毎に時間をずらすウェーブスタートで行われた。
コースに占める高速道路の比率が増して「16km」程度と過去最長になった。
中止となった2021年大会で打ち出されていたコロナ対応を踏襲し、コロナ禍以降では初めて行われた。沿道の応援は解禁されるが、声出しは禁止されていた。
エイドでの密集を回避するため、ナンバーカードを6色で色分け、給水テーブルを分けた(参加賞Tシャツの色と連動)

つづく

ど素人!マラソン講座

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2023年10月14日 (土)

長野マラソン2024 早くも募集開始

1999年
1998年まで41回を重ねた「信毎マラソン」を引き継ぎ、1998年の長野冬季五輪を記念して「長野マラソン」が始まった。


2024年に行われる第26回長野マラソンのエントリー受付が始まる。
昨年の「一般受付」は12月3日からだったが、今年は10月21日から。一ヶ月半ほど早い。
コロナ禍以降、マラソン大会は参加者が減っており、各地の大会はランナー確保に苦慮している。
東京マラソンに次ぐ人気大会の長野マラソンだが、早めの募集開始で「2024春マラソン」のお座敷を押さえたいということなのだろう。

エントリーする側としては、早く出場が確定することで、安心して練習計画が組めてありがたい。

■長野マラソン2024のエントリー
2023年10月14日(土)12:00
出走権付き宿泊パック(先着200人)受付開始
大会公式サイトで受付
受付開始1時間後に確認したところ「完売」していた。

2023年10月21日(土)10:00
10:00~ RUNNETでエントリー(先着9,800人)受付開始


・出走権付き宿泊パック(先着200人)
長野市内には「善光寺」というライバルがある。あまり室数が多くない長野市のホテルを「善光寺参り」の観光客と取り合うからだ。
長野への旅マラソンは「エントリー」と「前泊ホテル」合わせて2つの競争をしなければならない。
2023年から始めた出走権付き宿泊パックは、長野駅周辺のホテルがついてくる。

プラン料金を見ると、エントリーとホテル予約を別々にする場合と比べて割高ではあるが ①エントリーの早期確保 ②ホテル宿泊確保 ③レース当日ホテルからスタート会場まで送ってくれることを考えると魅力的だ。

・エントリー(先着9800人)
今年から電話エントリーがなくなり、RUNNETのみとなった。
過去2度出走した時の経験では「秒殺」ということはない。ただ、その日のうちには定員に達して終了していた。
RUNNETにログインした状態で開始時間に当該ページを開いて待っていれば、エントリーできるものと推察する。


長野マラソンは概ね「5大会開催毎」に、ランナーの意見を聞きながらコースを見直している。
その流れでいくと、今回は第26回大会であり「新コース」の巡りだが、第25回限りの変更だった14~18kmの区間見直しを元に戻す以外、特にコース変更は言及されていない。

コロナ禍により2020年(22回)2021年(23回)が中止となっており、2019年(第21回)大会からの現コースでは今回が4回め。見直しは2026年大会で行うのかもしれない。

■参加費:14,300円
チャリティエントリー(+1,000円)を受付
エントリーは先着順であり、チャリティ拠出の有無と出場権は無関係

■定員:10,000人
定員は2012年大会に10,000人となって以来、ほとんど変わっていない

■前日受付
2024年4月20日(土)10時~20時
長野五輪会場にも使われたビッグハットで選手受付 ナンバーカード配布
コロナ禍前はここで「フェアウェルパーティ」のチケットを販売していたが、現在は(レース終了後の)パーティ自体が開かれていない。

長野マラソンはこれまでに走った中では、東京マラソンと並んで好きなコース。
レース前日から当日の歓待、善光寺観光といった「旅マラソン」としては最も好きな大会だ。
できれば、コロナ明けの復帰レースとして走りたいところだが、もう「5時間制限」のレースを完走する自信がない。
せめて「ネットタイム」で「5時間」にしてくれたら・・・

「旅マラソン」が好きな方で「長野マラソン」が未だという方がいたらぜひ、2024年大会への参加をお勧めしたい。


■過去2度長野マラソンを走った詳細なブログ
→「長野マラソン2010を走る!
→「新コース、2度めの長野マラソン

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